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#author("2024-07-08T04:42:29+09:00","","")
#author("2024-08-01T13:13:57+09:00","","")
*ザシアン [#zacian]
No.0888
・れきせんのゆうしゃ
タイプ:フェアリー
特性:ふとうのけん(戦闘時に1度だけ、場に出たときに攻撃ランクが1段階上がる)
体重:110.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)
・けんのおう
タイプ:フェアリー/はがね
特性:ふとうのけん(戦闘時に1度だけ、場に出たときに攻撃ランクが1段階上がる)
体重:355.0kg(けたぐり・くさむすびの威力120)
#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|c
|~ザシアン|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|ザシアン|92|120|115|80|115|138|660|&taglink(ふとうのけん);|
//|~|~|(221)|~|~|~|~|~|&color(red){※};ふとうのけん陽気252振り換算|
|ザシアン(剣王)|92|BGCOLOR(PINK):150|115|80|115|BGCOLOR(PINK):148|700|&taglink(ふとうのけん);|
//|~|~|BGCOLOR(PINK):(281)|~|~|~|~|~|&color(red){※};ふとうのけん陽気252振り換算|
}}
※第九世代で種族値が下方修正(れきせんのゆうしゃ:攻撃130→120、けんのおう:攻撃170→150)
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#table_edit2(edit=off){{
||~勇者(フェアリー)|~剣王(フェアリー/はがね)|
|ばつぐん(4倍)|---|----|
|ばつぐん(2倍)|[[どく]]/[[はがね]]|[[ほのお]]/[[じめん]]|
|いまひとつ(1/2)|[[かくとう]]/[[むし]]/[[あく]]|[[ノーマル]]/[[くさ]]/[[ひこう]]/[[いわ]]/[[こおり]]/[[あく]]/[[フェアリー]]/[[エスパー]]|
|いまひとつ(1/4)|---|[[むし]]|
|こうかなし|[[ドラゴン]]|[[どく]]/[[ドラゴン]]|
}}
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//概要文の煩雑化を防ぐため、特定のポケモンとの細部に渡る相性の考察や確定数などの記述は、可能な限り型考察で記述するようお願いします。
第八世代禁止伝説の一体で、[[ザマゼンタ]]と対になる[[フェアリー]]タイプの伝説ポケモン。
くちたけんを持たせることで「けんのおう」フォルムになり、種族値が上昇しフェアリー×[[はがね]]複合に変化する。
種族値配分はまさに理想的な物理アタッカーで、&taglink(ふとうのけん);により実質攻撃種族値は更に上昇。
素早さも一般ポケモンでは[[マルマイン]]([[ヒスイマルマイン>マルマイン(ヒスイのすがた)]])と[[レジエレキ]]以外を悉く抜き去り、禁止級を含めても[[黒馬バドレックス>バドレックス(こくばじょうのすがた)]]、特別ルールで[[デオキシス]]が追加されるのみ。
耐久指数についても平均以上で、半減以下11という恵まれた複合により、防御面も数値以上。
第八世代ではランクマッチで解禁されて以降、対戦環境における最上位の一角に君臨しており、火力・耐久・素早さすべての指標となっていた。
唯一といっていい欠点は技範囲の狭さ。一致物理技では威力100の専用技・きょじゅうざん以外は威力か命中に不安を残す。
サブウェポンもインファイトはともかく、他は威力が低いこおりのキバ、先制技ながらでんこうせっか、反動のあるワイルドボルト程度。
変化技もつるぎのまい、みがわり程度と狭く、また持ち物がほぼ固定のため、戦法はほぼ上から物理で殴る以外の選択肢が無い。
強力ではあるが、やれることが分かりきっているため、スカーフやタスキ、トリックルームなどによる縛り関係の逆転、&taglink(いたずらごころ);による麻痺・火傷の付与、
&taglink(てんねん);による能力上昇の無効化、&taglink(かわりもの);[[メタモン]]によるコピーなど、現実的な対策は少なくない。
一方でザシアン側も耐久や素早さを調整し、対策の対策を講じることもできるため、採用できるルールでは常にメタを読むのが運用の上でも対策の上でも重要となる。
第九世代では両フォルムの攻撃種族値と特性に下方修正が入った。
特に特性の弱体化が痛く、サイクル戦適性が大きく低下。優秀な耐性を活かしにくくなった上にいかく持ちポケモンが一転して苦手な相手となってしまった。
また禁伝メタのヌケニンが不在の中、[[ラウドボーン]]や[[ヘイラッシャ]]といった高種族値の&taglink(てんねん);持ちが登場。タイプ相性的にも不利で、少々動かしにくくなった。
また、素早さが130以上の強力なポケモンが一気に増えたため、それらを抜ける点は高評価であるものの、逆に前作で主流だった耐久振りがやりにくくなっており、型の自由度が低下しつつある。
技方面で失った有用なものはきあいだめ程度。またサイコカッターも失った為、非接触の物理技はテラスタル後のテラバーストのみ。
新たに習得した技でめぼしいのは、素早さを上げながら攻撃できるくさわけ、[[くさ]]に有効打となる[[どく]]タイプのどくづき程度か。
DLCではソーラーブレードを再習得。禁止級の晴れ始動要員として[[コライドン]]が加わっているため、構築次第では積極的に採用できる。
テラスタルについては、テラバーストによって攻撃範囲を補える一方、優秀な耐性を捨てることになる点に注意。
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#contents
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*形態考察&aname(ability); [#forms]
**れきせんのゆうしゃ [#forms_hero_of_many_battles]
単フェアリータイプ。種族値は[[ザマゼンタ]]と全く同じ。
道具を自由に持てるのでカスタマイズ性に優れるが、剣の王の高速物理ATとしての汎用性が高いのも事実。
あえてこちらの採用する場合はひと工夫必要になるだろう。
なお、ほかのポケモンから「くちたけん」をトリック・すりかえ・&taglink(きょうせい);で受け取ろうとしても失敗する。
**けんのおう [#forms_crowned_sword]
フェアリー・はがねタイプ。勇者フォルムに「くちたけん」を持たせることで[[フォルムチェンジ]]。
道具の固定というデメリットこそあるが、変化技のレパートリーが狭くアタッカーとしての運用が主なザシアンにとってはむしろ長所を伸ばす強化といえる。
[[ザマゼンタ]]と違って能力値の低下も無い。
フォルムチェンジは戦闘に入った時点で自動的に行われるため、対戦中任意にフォルムを変えることはできない。
プレートを持たせた[[アルセウス]]等と同じく、ほかのポケモンからのトリック・すりかえ・どろぼう・ほしがる・はたきおとす・ふしょくガスによって道具を失わない(はたきおとすの威力上昇も起こらない)。
ただし、ポルターガイストは通常通り受けるので覚えておきたい。
*特性考察 [#ability]
:ふとうのけん|
両フォルムの共通特性。隠れ特性はなく、これのみ。初めて場に出たときに攻撃ランクが1上がる。
純粋にアタッカー性能が強化されるほか、&taglink(いかく);対策としても働く。&br;
けんのおうで発動すると、攻撃無振りでもA種族値235相当、A振りだと251相当になる。
この形態のきょじゅうざんの威力は火力指数45450。
デメリットなし・1ターン目から出せる火力としては最高峰であり、つるぎのまいで更に補強が可能。&br;
なお耐久調整して攻撃力を減らす場合、攻撃実数値が偶数になるようにすると、攻撃ランク上昇時に実数値0.5の無駄が出なくて済む。&br;
第九世代では弱体化が入り、1回の戦闘につき1回のみの発動となった。
同じく弱体化が入った&taglink(へんげんじざい);や&taglink(リベロ);と異なり、引っ込めてから再度場に出しても再発動はしない。
さいきのいのりで復活してから場に出た際も同様に再発動しない。
そのためサイクル戦適性が低下しており、対面構築を重視した編成になりつつある。
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*技考察 [#moves]
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|c
|~物理技|~タイプ|~威力&br;[剣王]|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|じゃれつく|妖|90(135)|90|攻撃↓10%|命中不安の一致技。&br;高威力でピンポイントな相手、主にHB[[サンダー]]への打点として有効。|
|きょじゅうざん|鋼|100[150]|100|-|剣王限定の一致技で、戦闘中にアイアンヘッドから変化する。&br;ポイントアップによるPP上昇も適用される(最大8)。|
|インファイト|闘|120|100|BD↓|呼びやすい炎と地面タイプへの打点候補の一つ。特に炎への打点は貴重。&br;火力に申し分ないが、耐久が下がる。&br;耐久に振ることで特定のスカーフ炎技を耐えてからインファイトで倒したり、&br;メインウェポンきょじゅうざんの鋼タイプ受けを許さない有用な技。|
|せいなるつるぎ|闘|90|100|-|インファイトと選択。耐久が下がらず、相手の防御・回避率上昇の影響を受けない。&br;伝説戦では&taglink(ふくつのたて);やてっぺきに強い。つるぎのまいと相性抜群。&br;第九世代では[[ザマゼンタ]]の強化、[[ブリジュラス]]の台頭で優先度が上がった。|
//|かわらわり|闘|75|100|壁破壊|低威力だが、壁戦術を破壊できる。|
|ワイルドボルト|電|90|100|反動1/4|[[ドヒドイデ]]や&taglink(はがねタイプ^ひこうタイプ){鋼/飛};など、ザシアン受けへの対抗策。|
|こおりのキバ|氷|65|95|凍り10%&br;怯み10%|対HB[[ランドロス]]。呼びやすい地面タイプ、飛行受けへ有効。&br;ワイルドボルトより威力は低いが、攻撃範囲は広い。|
|かみくだく|悪|80|100|B↓20%|対超霊。防御ダウンで[[ラウドボーン]]の&taglink(てんねん);対策に。|
|サイコファング|超|85|100|壁破壊|対[[ムゲンダイナ]]・[[ドヒドイデ]]。リフレクターの破壊にも。|
|ほのおのキバ|炎|65|95|火傷10%&br;怯み10%|インファイトが等倍以下の鋼である[[ハッサム]]・[[サーフゴー]]に。|
|あなをほる|地|80|100|溜め技|唯一の地面技。&br;剣王はパワフルハーブを持てず、使用中はじしんを倍の威力で受けるので注意。|
|どくづき|毒|80|100|毒30%|対草。毒が入れば火力の補強にもなる。|
|くさわけ|草|50|100|素早さ↑100%|対[[ヌオー]]など水地相手に。積み技感覚で使える。|
//|からげんき|無|70/140|100|-|火傷・麻痺への抵抗策として。|
//↑技スペースがないと思います。シーズン8シングルで一度も遭遇したことがなかったのですが、ダブルやカジュアルではたくさんいるのでしょうか?
|でんこうせっか|無|40|100|優先度+1|唯一の先制技。威力は低いが使いやすい。&br;タスキ&&taglink(がんじょう);潰しやふいうち警戒に。|
|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力&br;[剣王]|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|ムーンフォース|妖|95(142)|100|特攻↓30%|一致技。性能安定。ふういんして相手の技を使用不能にする時にも。|
|てっていこうせん|鋼|140[210]|95|HP1/2消費|一致技。起点化されそうになった場合の退場用。|
|バークアウト|悪|55|95|特攻↓100%|サポート技。身代わり貫通。ダブルでは相手全体攻撃。|
|テラバースト|無|80<120>|100|-|テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。&br;サイコカッターを失ったためこれが唯一の非接触物理技となる。|
|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|>|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|BGCOLOR(#3f76ab):COLOR(#f9e8d1):|>|BGCOLOR(#DD8776):COLOR(#FAEAD1):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|CENTER:|>||c
|つるぎのまい|>|無|-|>|特性とセットでAランク+3。全抜きを狙う。|
|みがわり|>|無|-|>|状態異常の回避に。Sが高いので先手で設置できることも多い。|
|まもる|>|無|-|>|ダブル用。基本技。|
|ファストガード|>|闘|-|>|ダブル用。フェイント以外の先制技を防ぐ。|
|ふういん|>|超|-|>|ダブル用。インファイトやムーンフォースを封印できれば美味しい。|
}}
**テラスタル考察 [#terastal_phenomenon]
//タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|きょじゅうざん&br;てっていこうせん|大部分の耐性を残しつつ最大打点のきょじゅうざん強化。&br;A特化A+1きょじゅうざんで無振り[[ムゲンダイナ]]を確1。&br;特性がなくてもA特化でH振り[[白馬バドレックス>バドレックス(はくばじょうのすがた)]]を約7割の乱数。|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|じゃれつく|一致技強化しつつ耐性をスイッチ出来る。れきせんのゆうしゃにも。&br;特性発動時なら[[カイオーガ]]や[[レシラム]]等Bが薄めの禁伝を耐久無振りならA特化で確1。&br;HP振りのみなら[[カイリュー]]をマルチスケイル込みで93.75%の超高乱数1発。&br;また、じしんを等倍で受けて切り返したいときなどにも。|
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|インファイト&br;せいなるつるぎ|受けに来た鋼をインファイトで粉砕、打点もテラスじゃれつくと同等。&br;耐性は良くないが、ノーマル[[アルセウス]]への最高打点。|
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|ワイルドボルト&br;かみなりのキバ|麻痺対策。[[ミライドン]]にタダ乗りできる。&br;[[ヘイラッシャ]]を確2にできる点もあるが、反動ダメージがキツい。&br;地面が一貫する。|
|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|かみくだく|&taglink(いたずらごころ);対策。主に対[[黒馬バドレックス>バドレックス(こくばじょうのすがた)]]意識。&br;かみくだくで[[ラウドボーン]]を確2、[[ルナアーラ]]の特性も貫通できるが、[[日食ネクロズマ>ネクロズマ(たそがれのたてがみ)]]は一撃で倒せない。|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|ほのおのキバ&br;テラバースト|対炎、更に火傷無効。[[コライドン]]と組ませるのも手。地面が一貫する。|
|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|あなをほる&br;テラバースト|でんじは無効。テラバースト採用で[[ミライドン]]や[[ラウドボーン]]、ミラー対面に。&br;炎対策にもなり、水と異なり[[コライドン]]の影響を受けない。&br;一致技と合わせて範囲が優秀になるが、電気無効はあれど耐性は弱い。|
|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|テラバースト|地面を透かしつつ、つるぎのまいを積む場合に。|
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|くさわけ&br;テラバースト|対水・地面。炎が一貫する。技次第では[[ランドロス]]やHB[[ヌオー]]にも非常に有利に。|
|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|テラバースト|炎と地面に抜群、更に水も見られる。&br;ただし[[カイオーガ]]の水テラスしおふきには半減でも7割持っていかれる。電気は一貫。|
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|でんこうせっか&br;のしかかり&br;からげんき|ゴースト無効。&br;[[黒馬バドレックス>バドレックス(こくばじょうのすがた)]]ピンポイントだが禁止級トップメタであるため一考の余地はある。&br;ほかでんこうせっかの火力上昇。|
|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|テラバースト|地面が一貫するが、対[[ホウオウ]]などに便利。&br;禁伝に限らず一般ポケモンにも多い苦手な炎を対策できるので選択肢としてはあり。&br;最後の撃ち合いで炎テラス[[コライドン]]を処理するためにも使える。|
|BGCOLOR(#FF00FF):COLOR(#f8f8f8):ステラ|テラバースト|元の優秀な耐性を維持して火力を伸ばせる。|
}}
#region2(使用率・採用率の低いテラスタル){{{
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|こおりのキバ&br;テラバースト|4倍弱点狙いでもなければ、ドラゴンにはじゃれつくで良い。&br;耐性も劣悪で、炎が一貫する。|
|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|どくづき|仮想敵がいない。地面が一貫する。|
|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|サイコファング|一貫はしないが、サイコファングの火力上昇ぐらいしかメリットがない。|
|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|テラバースト|耐性が悪くなる上に、炎が一貫するので非推奨。|
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|テラバースト|元々ノーマルに強い。ゴーストも一貫してしまう為候補外。|
|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|テラバースト|禁止級に多いドラゴンに弱くなるので非推奨。&br;炎半減目的ならほかのタイプで。|
}}
}}}
//※特に書く必要がなければコメントアウトする
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*型考察 [#roles]
**れきせんのゆうしゃ [#roles_hero_of_many_battles]
***こだわりスカーフ型 [#xc0d6e32]
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり
努力値:A252 S調整 残りH
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:じゃれつく
選択攻撃技:ワイルドボルト/インファイト/かみくだく/サイコファング
剣の王は最速でも実数値220だが、勇者ならS無補正無振りでスカーフを持つだけで実数値237(最速スカーフカイオーガ+3)。
76振りで最速スカーフ100族、92振りで最速スカーフ[[ガブリアス]]を抜ける。220振りで最速[[レジエレキ]]抜き。
剣王には及ばないが、破壊力としては十分、じゃれつくが等倍で通る相手はだいたい確2圏内で、H振り[[グラードン]]でやっと中高乱数2(62.5%)。
Hに余剰を回せるので耐久もそこそこ確保できる。ただし剣王のきょじゅうざんなら確1にできていたラインからはだいぶ後退している。
最大の欠点は自身が剣王を苦手とすること。
A特化インファイトで無振り剣王が確定2、返しのきょじゅうざんで耐久にどれだけ振ろうが確定1なので、対面からではどう足掻いても勝てない。
後続に[[メタモン]]や[[ヌオー]]などのザシアン対策ポケモンを用意しておくと動きやすくなる。
***こだわりハチマキ型 [#b9e332f8]
特性:ふとうのけん
性格:ようき
努力値:AS252
持ち物:こだわりハチマキ
確定技:じゃれつく
選択攻撃技:ワイルドボルト/インファイト/かみくだく/サイコファング
鉢巻を持たせることで瞬間火力を高めた型。
基本的にはけんのおうフォルムでも十分な火力を出せ、融通が利く。
いのちのたま(1.3倍)未満のアイテムでの火力指数は剣王フォルム以下。
いのちのたまでも火力指数はそこまで変わらないので、速度と耐久を削ってまで持たせるメリットは薄い。
どうしても単[[フェアリー]]物理アタッカーが欲しい場合を除き、こだわりアイテム以外で採用する理由は薄い。
↑一応、オボンのみやラムのみ、ダブルのコンボ用のアイテムなども考えられる。積みアタッカーをきあいのタスキで耐えて処理する場合も。
**けんのおう [#roles_crowned_sword]
***物理アタッカー型 [#eef497e7]
特性:ふとうのけん
性格:ようき/いじっぱり
努力値:S252 A252 or 耐久調整、残りA
持ち物:くちたけん
確定技:きょじゅうざん
優先技:インファイトorせいなるつるぎ/じゃれつく/でんこうせっか/つるぎのまい
選択攻撃技:ワイルドボルト/サイコファング/かみくだく/ほのおのキバ/こおりのキバ/テラバースト(炎・水・草・地面・岩・ステラ)
選択変化技:みがわり
第九世代で削られたものの、A種族値が非常に高いため、多少削っても確定値に影響は出にくい。
ほえるなどで流された際を想定するなら、つるぎのまいも併用する。
そうでない場合は交代が命取りとなるので、バトンパのエースをイメージした運用を心掛けたい。
素早さはスカーフ[[エースバーン]]等を意識して若干振ると、返しのインファイトで倒せるため、耐久に回すことも視野に入る。
無補正無振りでも最速100族抜きなので、調整の幅が広い。
技範囲を広げるためにじゃれつくを切る選択は有効。
鋼技、格闘技、電気or氷技を採用した段階でフェアリー技を高火力で通したい相手は[[サンダー]]くらい。
耐久調整するなら、エースバーンや[[ガブリアス]]などのピンポイントザシアンメタを意識して行うと、相手の役割を破壊して試合全体として勝ちやすい。
HBにかなり厚く振ることで[[ランドロス]]にも強く出られる。
-素早さ調整について
最速:最速+1[[ギャラドス]]抜き,ミラー対策
補正ありS220振り:準速+1霊獣ランドロス抜き
補正ありS212振り:準速90属+1,最速[[ドラパルト]]抜き
***くさわけ型 [#uce5dcbe]
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり(推奨)/ようき
努力値:A252 素早さ調整 残り耐久
持ち物:くちたけん
確定技:きょじゅうざん/くさわけ
優先技:みがわり/インファイトorせいなるつるぎ/じゃれつく
選択攻撃技:ワイルドボルト/かみくだく/こおりのキバ/でんこうせっか
選択変化技:つるぎのまい
くさわけによって素早さを上げてから戦う型。
1ターン相手に行動機会を許してしまうが、それ以降は平凡な&taglink(すいすい);持ちをも追い抜くスピードで全抜きを仕掛けられる。
くさわけを使う都合上、つるぎのまいを採用するのは技スペース的に厳しいが、その分攻撃を多く振って役割を増やす。
[[ヌオー]]に対して非常に有利なのも利点。HB特化でも6~7割程度削れる。
それでも[[ラウドボーン]]や[[ヘイラッシャ]]が壁として立ちはだかるのは相変わらず。
テラスタイプで強化した弱点技なら確2にできるものの、どちらか片方は諦めざるを得なくなるので運用には注意したい。
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*相性考察 [#partner]
-&taglink(ほのおタイプ^ひこうタイプ){炎・飛行複合};、[[ヒートロトム]]
ザシアンが苦手な火傷を無効可能で、炎半減・地面無効。弱点となる岩はこちらで半減できる。
-&taglink(ひこうタイプ^ドラゴンタイプ){飛行・ドラゴン複合};、&taglink(あついしぼう);[[タルップル]]
お互いの弱点を完全に補える組み合わせ。火傷耐性はない点に注意。
[[ミライドン]]や[[黒馬バドレックス>バドレックス(こくばじょうのすがた)]]が厳しくなるので、対策として[[ディンルー]]などを加えるといい。
-[[ラウドボーン]]
ザシアンをコピーしてくる[[メタモン]]への対策に。
弱点の地面は一貫する一方、相手側のザシアンや[[コライドン]]にも多少は抗える。
-[[サザンドラ]]
炎半減・地面無効。一貫するのは格闘と鋼のみ。
-[[クレセリア]]
高耐久・地面無効。ザシアンが火傷を負ってもみかづきのまいで再出撃させられる。
-[[ギラティナ(オリジン)>ギラティナ(オリジンフォルム)]]
ザシアンの弱点を半減以下で受けられ、こちらの弱点もザシアンでカバーできる。
禁止級が2匹以上使用可能なルールで。
//-[[ギラティナ(オリジン)>ギラティナ(オリジンフォルム)]]
//ザシアンの弱点を半減以下で受けられ、こちらの弱点もザシアンでカバーできる。
//禁止級が2匹以上使用可能なルールで。
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*対ザシアン [#counter]
:注意すべき点|
禁止伝説級最速クラスのS148と攻守に優れた妖鋼複合タイプ。
第九世代で弱体化したとはいえ、特性やA種族値の関係で一発目のダメージ量は致命的なレベル。
一般ポケモンでは到底受けきれない火力を持つので、安易な後出しはしないこと。
不一致弱点程度では落とせない耐久力も持ち合わせている。
:対策方法|
けんのおうはくちたけん以外のアイテムを持てないため、やけどやマヒの状態異常が有効。
ダブルであればねこだましでの妨害も確実に通る他、トリックルームも有利。
つるぎのまいからの物理攻撃以外に型がなく連続技もないので、タスキカウンターが有効。ただしそれを見越してでんこうせっかやみがわりから入ってくることもあるので注意。
状態異常やねばねばネットでの弱体化、おいかぜなども有効。
だがザシアンを通すためにステルスロックを撒かれることも少なくないため、基本は弱体化からの撃破を狙うべき。
火力がランク上昇前提のため、&taglink(てんねん);+鋼技が通りにくい[[ラウドボーン]]、[[ヘイラッシャ]]あたりで簡単に対策可能。
&taglink(ふとうのけん);の発動が1回きりになったため、一度流せば火力はガタ落ちする。いかくポケモンを組み合わせたサイクル戦に持ち込めば有利を取りやすい。
#region2(対策可能な禁止伝説ポケモン(一例)){{{
//ダイマックス廃止でディアルガは不安定になりました
-[[グラードン]]
最安定。だんがいのつるぎorじしんで確1。きょじゅうざんも耐える。タイマンならまず負けることはないが、ソーラーブレードにだけは注意。
//-[[ホウオウ]]
//ザシアンの一致技を両方半減。いじっぱりA252振りせいなるほのおで無振りザシアンを確1。ワイルドボルトには注意。
//-[[レシラム]]
//あおいほのお、クロスフレイムで確1。A+1じゃれつくも無振りで耐える。
//スカーフなどで奇襲する際、素早さ上昇性格でないと抜けないので注意。
//-[[ソルガレオ]]
//ザシアンの一致技を両方半減。いのちのたま+フレアドライブで無振りザシアンを高乱数1発。
//&taglink(メタルプロテクト);により、ダブルで多い&taglink(いかく);も苦にしない。
//-[[日食ネクロズマ>ネクロズマ]]
//一致技半減、高物理耐久。じしんなどで抜群を取れる。
-HB[[ザマゼンタ]]
対面前提。直接対面からメタルバーストとパワースワップなどで対処できるが、つるぎのまいを積まれた状態では後出し対処は不安定。
-[[炎アルセウス>アルセウス]]
最安定。おにび・ちょうはつ持ち。
[[ボルケニオン]]と異なりワイルドボルトは等倍。
//-[[ビクティニ]]
//鋼・妖・闘半減。スカーフで上を取りVジェネレートで確1。交代読みのかみくだくにだけは注意。
}}}
#region2(対策可能な一般ポケモン){{{
-[[ヌオー]]・[[ラウドボーン]]・[[ヘイラッシャ]]
特性てんねんにより相手の積みを無視して物理を受けられる。
サブウェポンのくさわけ、かみくだく、ワイルドボルトには注意。
-[[ウインディ]]・[[コータス]]などの耐久の高い炎タイプ
炎タイプは一致技両方半減。抜群を取れる技はあなをほる程度。
ただし強引に積まれてゴリ押されないように迅速に炎技で遂行を。
-[[ガオガエン]]
ダブル向け。フェアリーは等倍だが高耐久かついかく持ち。
すてゼリフやとんぼがえりでサイクルも回しやすい。
加えて剣の王フォルム=どうぐ枠が固定となる為、ねこだましで妨害しやすい。
-[[れいじゅう>ランドロス(れいじゅうフォルム)]]・[[けしん>ランドロス(けしんフォルム)]]ランドロス
れいじゅうフォルムの陽気A252じしんorけしんフォルムのC特化&taglink(ちからずく);だいちのちからで無振りザシアンを確1。
&taglink(いかく);が入ればきょじゅうざんは無振りでも耐えるため、対面から殴り勝てる。
けしんフォルムの場合、スカーフかおいかぜが欲しい。
こおりのキバにだけは注意。
-[[サンダー]]
きょじゅうざん半減+高耐久。HB特化@ゴツメで&taglink(せいでんき);発動のチャンスを狙うもよし。
等倍じゃれつくや交代読みつるぎのまいには注意。
-[[ファイヤー]]
一致技を両方半減+高耐久。HB特化@ゴツメで&taglink(ほのおのからだ);発動のチャンスを狙うもよし。
スカーフ@無補正252振りの威力130以上の炎技で無振りザシアンを確定で落とせる。
ワイルドボルトに注意。
-[[メタモン]]@かわりもの
&taglink(ふとうのけん);で上がった攻撃をコピーしつつ、もう1度&taglink(ふとうのけん);を発動させることができる。
スカーフを持てば上から殴れる。
ただし一度引っ込めて再度変身した場合はふとうのけんの再発動はしない点、テラスタイプはコピーできない点に注意。
-[[ソウブレイズ]]
一致技を両方半減。抜群をとれる技はかみくだく、あなをほる程度。
むねんのつるぎで抜群を取れ、減ったHPを吸収できる。
&taglink(くだけるよろい);が発動すれば上から行動できる。でんこうせっかも無効。
-[[ウルガモス]]
耐久振り推奨。ザシアンに弱点を突かれず、決定力上昇の積み技をもち、一致炎技で弱点を突ける。
}}}
#region2(有効な戦術){{{
:スカーフで上を取り弱点技や高火力一致技を撃つ|
けんのおうは持ち物が固定であるため、スカーフやタスキも持てない。
[[エースバーン]]のかえんボールや[[カイオーガ]]のしおふきで上から制圧する。
:状態異常|
けんのおうはくちたけん以外のアイテムを持てないため、やけどやまひの状態異常が有効。
ただし&taglink(いたずらごころ);でない限り先制しづらい。
:&taglink(せいでんき);、&taglink(ほのおのからだ);、物理受けにゴツゴツメット|
ザシアンはほぼすべての攻撃が接触技である(テラバースト以外の非接触の物理技は1つも覚えられない)。
HB[[サンダー]]や[[ファイヤー]]などをきょじゅうざんに受け出しする。
ゴリ押される前に早急におにびやでんじはで弱体化させること。
:&taglink(いかく);持ちを絡めたサイクル戦|
&taglink(ふとうのけん);が初登場時にしか発動しなくなった為、一度流せれば火力は大きく落ちる。
居座られる可能性もあるが、いかくを連打すれば置物にさせることも可能。
つるぎのまいを通されると危険なので[[霊獣ランドロス>ランドロス(れいじゅうフォルム)]]や[[ガオガエン]]など弱点を突けるポケモンで行うのが望ましい。
:ねこだましで足止め|
ダブル用。持ち物が固定になる為おんみつマントを持てず、ねこだましが通りやすい。
足止めしている間に隣のポケモンで積み技やトリックルームを通して有利な盤面に持ち込む。
&taglink(いかく);と両立できる[[ガオガエン]]なら特に有効。
ただし&taglink(じょおうのいげん);、&taglink(ビビッドボディ);、&taglink(テイルアーマー);やファストガードで防がれる可能性もある。
}}}
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*外部リンク [#link]
-[[ザシアン - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%82%B6%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3]]
&tag(ポケモン,第八世代,HOME,はがねタイプ,フェアリータイプ,タマゴみはっけんグループ,ふとうのけん);