ミミッキュ の変更点


#author("2024-07-05T09:14:52+09:00","","")
#author("2024-07-05T15:39:53+09:00","","")
*ミミッキュ [#mimikyu]
 No.0778 タイプ:ゴースト/フェアリー
 特性:ばけのかわ(戦闘中、一度だけ相手の攻撃技を無効化し、代わりに最大HPの8分の1のダメージを受ける。かがくへんかガスによって無効化されない)
 体重:0.7kg(けたぐり・くさむすびの威力20)

#table_edit2(edit=off){{
|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|c
|~同複合|~HP|~攻撃|~防御|~特攻|~特防|~素早|~合計種族値|~特性|h
||>|>|>|>|>|>|CENTER:||c
|ミミッキュ|55|BGCOLOR(PINK):90|BGCOLOR(PINK):80|50|105|96|476|&taglink(ばけのかわ);|
|[[ハバタクカミ]]|55|55|55|BGCOLOR(PINK):135|BGCOLOR(PINK):135|BGCOLOR(PINK):135|570|&taglink(こだいかっせい);|
}}
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#table_edit2(edit=off){{
|ばつぐん(4倍)  |---|
|ばつぐん(2倍)  |[[ゴースト]]/[[はがね]]|
|いまひとつ(1/2)|---|
|いまひとつ(1/4)|[[むし]]|
|こうかなし     |[[ノーマル]]/[[かくとう]]/[[ドラゴン]]|
}}
&color(red){※};特性「&taglink(ばけのかわ);」により、初撃無効
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第七世代出身の[[ゴースト]]×[[フェアリー]]複合。第九世代は同複合に[[ハバタクカミ]]が追加された。
あちらは高速特殊アタッカーであり、物理アタッカーが基本のミミッキュとは互いに差別化は容易。
前世代で&taglink(ばけのかわ);が弱体化されたが、それでも強烈な行動保障からくる制圧力は健在。
一致技の補完も優秀で、どちらも素で半減以下に抑えるのは[[カエンジシ]]、[[タギングル]]のみ。
テラスタルを絡めても[[ほのお]]、[[どく]]、[[はがね]]のいずれかになった&taglink(きよめのしお);[[キョジオーン]]しか増えない。
耐性面も無効が3と広く、等倍範囲の広い[[ドラゴン]]、抜群範囲の優れた[[かくとう]]に強いことで無償降臨させやすい。

種族値自体は今一つながら、技の通りの良さ、特性の行動保障から来る道具の自由度といった要素により、積みアタッカーとしての信頼性が高い。
環境の変化によりトップメタからは退いたものの、相変わらず対策は必須である。

第九世代ではダイマックスが廃止され、ばけのかわが剥がれた後の耐久力を誤魔化しづらくなった。
一致技の威力不足も再び浮上しており、かたやぶり[[デカヌチャン]]、てんねん[[ヘイラッシャ]]、いかさまダイスの登場もあって従来のテンプレ型だった剣舞型が通しにくくなっているのも痛い。
そのため新要素のテラスタルは火力補強のゴースト、フェアリー、ステラ等を選びたい。

新規習得技のうち、攻撃技は素早さを補強できるが威力不足のくさわけ、とびつく程度。
変化技ではにほんばれ、あまごい、ミストフィールドを習得し、場を整える役目を担いやすくなった。

失った技も有用なものはほとんどなく、良くも悪くも本人の性能自体は前世代から大して変化が無い。
碧の仮面でアッキ、タラプのみが解禁されたが、ばけのかわ状態では発動しなくなってしまったため、事実上型が1つ減ってしまったのは痛手か。

ビルドアップ型や特殊技採用型、現在使用できないこらイバ型は[[ノート>ミミッキュ/ノート]]にあります。

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#contents
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*特性考察 [#ability]
:ばけのかわ|
バトル開始時のミミッキュは「ばけたすがた」と呼ばれるフォルム。
ダメージを伴う攻撃技を受けると最大HPの1/8低下させ「ばれたすがた」にフォルムチェンジする(グラフィック上ではハリボテの首が折れる)。
「ばれたすがた」から「ばけたすがた」には戻れないため1度限りの盾だが、&taglink(がんじょう);や&taglink(マルチスケイル);をしのぐ最強クラスの行動保証となる。
#region2(細かい仕様){{{
-攻撃以外(天候ダメージなど)は防げないが、これらのダメージを受けてもばけのかわは解除されない。
-連続技を受けると、最初の1発のみ防ぎ、残りはダメージを受ける。
-どくどくやいたみわけなどの変化技は防げない。
-こんらんで自分を攻撃するとばけのかわが剥がれる。
-技のダメージを無効化したときも技の追加効果は発生する(がんせきふうじを無効にしても素早さは下がるなど)。
-特性&taglink(かたやぶり);・&taglink(ターボブレイズ);・&taglink(テラボルテージ);の攻撃はばけのかわを貫通する。
--「ばけたすがた」のままダメージを受け、フォルムチェンジはしない。その後上記特性以外のポケモンに攻撃された場合、特性が発動する。
-ばけのかわがある状態では「こうかはばつぐんだ」にならない。そのためノーダメージじゃくてんほけんコンボはできない。
-ばけのかわがある状態でも「こうかはないようだ……」の判定はある。無効タイプの技(ノーマルタイプなど)を受けても解除されない。
-だっしゅつボタン・レッドカードはばけのかわがある状態でも発動する(ただし連続技はすべて当たったあとに発動)。
-&taglink(トレース);、なりきり等による特性のコピーや、いえき、なかまづくり等による特性の無効化・書き換えは無効。
-&taglink(かがくへんかガス);によって無効化されない。
||~ダメージの種類|~備考|
|CENTER:|||c
|防げる|攻撃技によるダメージ|追加効果は防げない&br;(がんせきふうじの素早さダウン、ほうでんのまひなど)|
|防げない|特性&taglink(かたやぶり+ターボブレイズ+テラボルテージ){かたやぶり(および類似特性)};の攻撃技によるダメージ&br;どく、もうどく、やけど、天候などの継続ダメージ&br;いのちのたま、ゴツゴツメット等のダメージ&br;タイプによって元々効果のない攻撃(当然ダメージなし)|ダメージは防げないが、ばけのかわの解除もされない|
}}}

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*技考察 [#moves]
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|じゃれつく|妖|90(135)|90|攻撃↓10%|タイプ一致技。命中不安だが無効タイプ無し。|
|シャドークロー|霊|70(105)|100|急所ランク+1|タイプ一致技。命中安定だがノーマルに無効。&br;ポルターガイストは覚えない。|
|かげうち|霊|40(60)|100|優先度+1|タイプ一致技。ストッパー・対面性能を強化。 |
|ドレインパンチ|闘|75|100|HP吸収1/2|一致技との相性補完が優秀で、苦手な鋼に効く。&br;行動保証による確実な積みと相性が良いが、ミミッキュ自身の耐久が低い。|
|ウッドハンマー|草|120|100|反動1/3|対[[ヌオー]]などの水地面複合、又は[[パルシェン]]の起点回避を目的に採用される。|
|とびつく|虫|50|100|素早さ↓100%|追加効果が優秀。通りは悪いが、がんせきふうじ感覚で使える。|
|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|テラバースト|無|80<120>|100|-|テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。|
|BGCOLOR(#eded7a):|>|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|>|BGCOLOR(gray):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|CENTER:|>||c
|つるぎのまい|>|無|-|>|攻撃を強化。抜き性能の向上に。|
|ビルドアップ|>|闘|-|>|攻撃・防御を補強。対面性能の向上に。|
|でんじは|>|電|90|>|サポート用。速攻ポケモンの機能停止に。|
|おにび|>|炎|85|>|サポート用。物理アタッカーの弱体化に。|
|いたみわけ|>|無|-|>|削り技兼回復技。低めのHP・高めの素早さと相性がよい。|
|のろい|>|霊|-|>|削り技兼流し技。サポート後の退場にも。テラスタル霊以外で使う場合は注意。|
|みちづれ|>|霊|-|>|重火力アタッカーを道連れに。連続使用で必ず失敗。|
|ちょうはつ|>|悪|100|>|補助技対策。状態異常技や積み技、相手からのちょうはつ防止に。|
|トリック|>|超|100|>|スカーフトリックやこうこうのしっぽの押し付けなどに。|
|みがわり|>|無|-|>|のろいダメージ稼ぎや、状態異常技読みなどで。|
|トリックルーム|>|超|-|>|自身では活かしづらいので、主にダブルでのサポート用。&taglink(ばけのかわ);を盾に展開する。|

}}
#region2(採用率の低い技){{{
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|c
|~物理技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|ゴーストダイブ|霊|90(135)|100|溜め攻撃&br;まもる貫通|タイプ一致技。シャドークローより高威力。&br;だが、ノーマルを呼びやすくなり、積みの起点にされるなどスキが大きい。|
|おどろかす|霊|30(45)|100|怯み30%|タイプ一致技。でんじはと併せて。 |
|くさわけ|草|50|100|素早さ↑|積みつつ攻撃。タスキなどで耐えた相手に繰り出せば強力。|
|きゅうけつ|虫|80|100|HP吸収1/2|威力はまずまずだが一致技と範囲が被りがちで半減も多い。&br;相性補完するなら威力が5下がるがドレインパンチでいい。|
|からげんき|無|70/140|100|-|&taglink(ばけのかわ);で防げない状態異常の対策に。&br;ただし道具、みがわりで対処する方が汎用性は高い。|
|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|BGCOLOR(gray):|c
|~特殊技|~タイプ|~威力|~命中|~効果|~解説|
||>|>|>|CENTER:||c
|しっとのほのお|炎|70|100|同ターン中&br;能力が上がった&br;相手に火傷100%|相手全体攻撃。ねっぷうを覚えないのでダブルバトルでは候補。&br;ダブルのトリル下で特に発動機会が多く、牽制にもなる。|
|10まんボルト|電|90|100|麻痺10%|かげうちとセットで[[パルシェン]]による起点化を回避。目的上ウッドハンマーと選択。|
|かみなり|電|110|70|麻痺30%|火力重視の場合に。|
|BGCOLOR(#eded7a):|>|BGCOLOR(gray):|BGCOLOR(#eded7a):|>|BGCOLOR(gray):|c
|~変化技|>|~タイプ|~命中|>|~解説|
||>|>|CENTER:|>||c
|つめとぎ|>|悪|-|>|じゃれつくの安定性を高めたいなら。|
|あまえる|>|妖|100|>|疑似的なてっぺきに。後続のサポートにも。|
|つぶらなひとみ|>|妖|100|>|妨害技。先制できるのが利点。|
|ひかりのかべ|>|超|-|>|サポート用。リフレクターは覚えない。|
|まねっこ|>|無|-|>|ダブルでのコンボに。シングルではギャンブル性が強いので非推奨。|
|にほんばれ|>|炎|-|>|後続の古代パラドックスポケモンへの補佐として。&taglink(ばけのかわ);を盾に展開する。|
|あまごい|>|水|-|>|後続に雨を活かせるポケモンを連れているなら候補。&taglink(ばけのかわ);を盾に展開する。|
|ミストフィールド|>|妖|-|>|状態異常封じ。自身もやけどやまひに強くなるが、おにびやでんじはとの相性は悪い。&br;&taglink(ばけのかわ);を盾に展開する。|
|まもる|>|無|-|>|ダブル用。シングルでも[[デカヌチャン]]の対デカハンマー用として。アンコールに注意。|
}}
}}}

**テラスタル考察 [#terastal_phenomenon]
//タイプ一致というだけで実用性の低い技まで記載しないこと。
#table_edit2(edit=on){{
|BGCOLOR(#xxx):|BGCOLOR(#ooo):|BGCOLOR(#xxx):|c
|~タイプ|~主な技|~解説|
|CENTER:|||c
|BGCOLOR(#705898):COLOR(#f8f8f8):霊|シャドークロー&br;かげうち&br;ゴーストダイブ|シャドークローより威力が高い。霊技+かげうちの打点向上。|
|BGCOLOR(#e99aab):COLOR(#f8f8f8):妖|じゃれつく|無闘毒耐性と引き換えに霊弱点を消し悪耐性を獲得。じゃれつくの火力増強としては微妙か。|
|BGCOLOR(#c03028):COLOR(#f8f8f8):闘|ドレインパンチ|[[はがね]]・[[ノーマル]]などの一致技の通らない相手に。|
|BGCOLOR(#a8a878):COLOR(#f8f8f8):無|からげんき|[[ゴースト]]技をすかすために。[[サーフゴー]]・[[コノヨザル]]、ミラー等すかしたい相手は多い。|
|BGCOLOR(#78c850):COLOR(#f8f8f8):草|ウッドハンマー|対[[トリトドン]]・[[ヘイラッシャ]]。キノコの胞子等を使う[[キノガッサ]]の相手もしやすい。|
|BGCOLOR(#f08030):COLOR(#f8f8f8):炎|テラバースト|対[[はがね]]。火傷無効。|
|BGCOLOR(#f8d030):COLOR(#f8f8f8):電|テラバースト|対[[みず]]・[[ひこう]]。麻痺無効。|
|BGCOLOR(#FF00FF):COLOR(#f8f8f8):ステラ|テラバースト|タイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。&br;|
}}

//#region2(使用率・採用率の低いテラスタル){{{
//#table_edit2(edit=on){{
//|BGCOLOR(#6890f0):COLOR(#f8f8f8):水|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#98d8d8):COLOR(#f8f8f8):氷|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#a040a0):COLOR(#f8f8f8):毒|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#e0c068):COLOR(#f8f8f8):地|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#8694ea):COLOR(#f8f8f8):飛|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#f85888):COLOR(#f8f8f8):超|テラバースト|耐性面と相性悪め。どうしても超技が欲しいなら。|
//|BGCOLOR(#a8b820):COLOR(#f8f8f8):虫|きゅうけつ|大抵は一致技で十分。耐性が悪いので非推奨。|
//|BGCOLOR(#b8a038):COLOR(#f8f8f8):岩|テラバースト|解説|
//|BGCOLOR(#7038f8):COLOR(#f8f8f8):竜|テラバースト|妖テラスタルで十分だろう。|
//|BGCOLOR(#705848):COLOR(#e8e8e8):悪|テラバースト|ゴースト技と範囲が被りがち。&taglink(いたずらごころ);耐性の獲得。|
//|BGCOLOR(#8c888c):COLOR(#efeeef):鋼|テラバースト|解説|
//}}
//}}}

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*持ち物考察 [#item]
:いのちのたま|
瞬間火力の増強により対面性能・ストッパー性能の両方を引き上げる。
かげうちによりばけのかわを消費せずに相手を止める性能が高い。
つるぎのまいからの全抜きも期待できるなどのメリットがある。

:アッキのみ|
物理技を受けるとB↑。物理アタッカーとの対面性能を重視する場合に、耐久調整と合わせて。
ばけのかわで受けた時も発動するが、その後の交代はしづらくなる。
SVではばけのかわで受けた時には発動しなくなった。

:のろいのおふだ|
主力技のゴーストダイブとかげうちの威力を上げる。
いのちのたまと比べると、倍率は下がり他のタイプのわざはそもそも火力が上がらないが、デメリットなしで使えることと、いのちのたまを他のポケモンにまわすことができる点が優秀。
//せいれいプレートはじゃれつくの威力しか上がらないためさらに汎用性が下がり、採用率は低い。

:イバンのみ|
高速アタッカーへの切り返しとして。
体力調整できれば、かげうちにはない火力で上から動くことで相手の計算を狂わせることができる。
こらえるを使えばほぼ確実に発動できる。

:こうこうのしっぽ|
高速アタッカーへの切り返しとして。
トリックと併用することで相手を機能停止に追い込める。後続サポートにも。
早めに押し付けないと中速の素早さが無駄になってしまい、低速アタッカーには逆に弱くなりかねない点に注意。
同じ効果のまんぷくおこうはSVで廃止された。

:きあいのタスキ|
&taglink(かたやぶり);に対するピンポイントメタ。
ばけのかわの自傷ダメでタスキが潰れるため、対かたやぶり以外でメリットを出すには回復手段が必須。
どうしてもミミッキュでかたやぶり持ちを相手する必要がある場合、もしくはドレインパンチとのコンボに。

:とくせいガード|
特性の書き換えはもともと受けないが、かたやぶりによる特性貫通も防ぐ効果がある。
[[デカヌチャン]]や[[オノノクス]]のような相手にも確実に行動回数を確保でき、きあいのタスキと違ってそれなりにHPが残る。
回復手段を持たない場合には基本的にきあいのタスキより優秀。

:ラムのみ|
物理アタッカーとして運用する場合は火傷・麻痺・眠りが怖いのでこれらの対策に。
しかし、相手を選ぶうえ汎用性が低く、より能動的なアイテムが好まれる。

:するどいツメ(ピントレンズ)|
シャドークローの急所率を1/2まで上昇させる。
つるぎのまいとあわせることで積み技に頼った受けを突破しやすくする。
てっぺきやちからをすいとるを使うポケモンに対し強く出られる。

:メンタルハーブ|
サポート型であることが見抜かれやすいダブルなどで採用。

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*型考察 [#roles]
**物理アタッカー型 [#o8fc466c]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252orHAベース
持ち物:いのちのたま/のろいのおふだ
確定技:じゃれつく/かげうち/つるぎのまい
選択技:シャドークローorゴーストダイブ/ドレインパンチ

スタンダードなアタッカー型で、ミミッキュでは最も多い型。
トップクラスの対面性能・ストッパー性能により、試合の流れを強引に自分の方へ手繰り寄せることが可能。
ばけのかわのおかげで基本的に最低1回の行動が約束され、相手に多少の展開を許していようが止めることができる。

//アッキのみはばけのかわを利用し、環境に多い物理アタッカーに対面した際、安全に防御を上げられる。

炎技はテラバースト(炎)のみ。
ただし鋼への対抗策としてはドレインパンチがある。

:性格について|
シーズンによるが、いじっぱりとようきの採用率は拮抗している。
火力はいのちのたまで補えるため、補正をかけなくても足りるケースが多い。

//:アッキのみについて|
//アッキのみを持つならば、多少の耐久調整をする必要があるため、Sを削るパターンが多い。
//その場合、対面性能と引き換えに抜きエースとしての性質を失うため、アドバンテージを活かせるような構築がパーティ単位で必要となる。

**こだわりスカーフ型[#scarf339]
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252ベースで調整
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:じゃれつく/シャドークロー
選択技:ドレインパンチ/ウッドハンマー/きゅうけつ/みちづれ/のろい
変化技:ちょうはつ/でんじは/おにび/トリック

意表を突いたスカーフアタッカー。
最速で243、準速殻破[[パルシェン]]の1つ下。準速で221、最速龍舞[[ギャラドス]]抜き。
すばやさに補正のかかっていない相手ならほとんど抜くことができるため、ほぼ最低2回の行動が保証されている。
また、ばけのかわが無くなっても腐りにくい。

サイクル戦でばけのかわを潰したあと上から潰そうとしてくる相手を返り討ちにできる。
一方で、つるぎのまいによる火力補強手段がなくなるため慢性的な火力不足。鈍足高耐久などには弱くなる。
耐久型の行動を制限させるトリックは選択肢として有用。

**トリックルーム型 [#g612a72c]
性格:ゆうかん/いじっぱり
努力値:HA252ベースで調整
持ち物:メンタルハーブ/ラムのみ
確定技:シャドークローorじゃれつく(両立可)/トリックルーム
優先技:かげうち/のろい
選択技:おにび/みちづれ/ひかりのかべ/ちょうはつ

ばけのかわによる行動保証を活かしてトリックルームを張る。
他のトリックルーム持ちと比べ行動保証が強みであり、自然とストッパーを兼ねられる。
性格はトリックルーム下での運用を重視するならゆうかん。
ただし、最鈍でも無振り70族と同速であり、トリックルーム下でもそれ以外でも抜ける範囲が微妙になる。

あくまでばけのかわは役割遂行のための保証であり、ミミッキュの場持ちを期待するものではない。
トリックルームのターンはできるだけエースに渡したいので、いたみわけの採用は有り得ない。
素早く退場するという点では、のろいの優先度は高い。
また、みがわりを利用した自主退場も可能。
※みがわり→みがわり→(奇数ならみがわり)→トリル→のろいで退場

相手より速ければ、先制みちづれの後に後攻トリックルームで、みちづれの効果を二ターンに渡って保たせる事も可能。
トリックルームが張れなくなるので普段はそうする必要はないが、覚えておけば役に立つかもしれない。

ラムのみは眠り対策として。
きあいのタスキはかたやぶり効果を持つ技や&taglink(かたやぶり);対面を意識して採用されるが、現環境で見かけるのは[[炎オーガポン>オーガポン(かまどのめん)]]のみ、ツタこんぼうは急所以外耐えるので不要。

//陽気HS振りに関しての議論を[[ノート>ミミッキュ/ノート]]に移動。理由として、
//・トリックルーム自体の優先度が低く、素早さに振る意味合いが薄い。
//・トリックルーム発動前に先手でちょうはつする事で相手のステルスロック・ちょうはつを妨害できるが、ブリムオン及びメンタルハーブ採用で事足りる。
//積み技に関してものろいの存在によりある程度の流し性能を持つため、ごまかし可能。
//・ステルスロック撒き要員の素早さが現状「最速ミミッキュ超過」と「最遅ミミッキュ未満」ばかり。
//・遅くする事でトリックルーム下で抜ける範囲が増える。
//以上の点から、素早さを上げる必要性は極めて低いと考えられる。
//↑いじっぱりも削除でいいかな?何かメリットがあるならともかく。
//↑一応S無補正の場合「無振り70~95族(範囲は個体値による)相手にトリックルーム 前 に先手で行動(ちょうはつ、ひかりのかべ等)できる」
//という特徴はあるけど、自分はこの型使ったことないから明確な利点になるのかは明言できない、申し訳ない。
//↑個人的な意見としては、上記の範囲内に先にちょうはつを使うことで有利になる使用率上位のポケモンは想定できないと思う。
//ステロについては上記の通り。一応霊獣ランドやドリュウズがいるが、型が多すぎてステロまき一点読みちょうはつはリスクが高すぎる。
//また、ちょうはつを使ってちょうはつを封じるくらいならメンタルハーブで初手からトリックルームした方が有利なように感じる。
//上記範囲で壁を張ってくるポケモンはみんないたずらごころだし。
//マイナー寄りも含めるならユクシーとかサダイジャとか一応いるが、S下げてトリル下の汎用性を高めた方が使い勝手がいいんじゃないだろうか?
//トリックルーム以外での汎用性も求めるなら別だが、それは型自体が違う気がする。
//↑火力や耐久を犠牲にしてのS振りがあり得ないだけで、最鈍でも無振り70族でしょ。トリル前提の型とはいえ、トリル下でしか動けないポケモンじゃないし、逆に最鈍に拘るメリットも大して無いと思うんだが。まあ基本はゆうかんだとしても、いじっぱりを選択から外すほどの差はないと思う。
//第八世代での議論につきコメントアウト

陽気HS振りの議論は[[ノート>ミミッキュ/ノート]]にあります。

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*相性考察 [#partner]
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
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*対ミミッキュ [#counter]
:注意すべき点|
専用特性&taglink(ばけのかわ);が極めて強力。ほぼ確実に行動を許してしまう。
非常に広い攻撃範囲と無効3つの耐性という攻守共に優秀な複合タイプ、かげうちによる縛り、つるぎのまいによる火力補強、その他様々なサポート技を所持。

:対策方法|
&taglink(ばけのかわ);を無視する&taglink(かたやぶり);や貫通する連続技が有効。
ただし&taglink(かたやぶり);はあくまで&taglink(ばけのかわ);を無視するだけで剥がすことはできない。
そのため倒しきれず&taglink(かたやぶり);持ちが返り討ちにされた場合&taglink(ばけのかわ);が残ったままになり、結局倒すのに手間取ることもある。
かたやぶりか連続技が無い場合は、相手の無償の一手を許すことが前提となってしまうので、対策がかなり厳しい相手である。

::やけどで攻撃力を削ぐ|
サポート型などもあるが、根底は物理アタッカーなので火傷にすれば脅威は激減する。
&taglink(ばけのかわ);でもおにびや技の追加効果による火傷は防げないので効果的。
かえんだまなげつける、ふんえんなどで&taglink(ばけのかわ);を剥ぎつつ火傷させられれば儲けもの。

::積み技の牽制|
火力補強をつるぎのまいに頼っている事が多いので、先制ちょうはつも有効。変化技主体の型にも刺さる。
ただしミミッキュより速いポケモンでないと不可。ミミッキュ自身もS96と絶妙なすばやさであるため、それより速いとなれば必然的に耐久力の低いポケモンでちょうはつを使う必要がある。
&taglink(てんねん);なら後攻や後出しでも積みを無駄にできる。

::強力な追加効果付きの攻撃技|
ミミッキュより速いポケモンによる怯み技なら無償で&taglink(ばけのかわ);を剥がせる。ただし、ねこだましは無効なので注意。
素早さの高いポケモンのおうじゃのしるし+なげつけるなど。アイアンヘッドやエアスラッシュなども賭けとしては悪くない。
またとんぼがえりやボルトチェンジで&taglink(ばけのかわ);を剥がしつつ、有利対面を作っていくのもよい。
がんせきふうじやとびかかるなども、皮を剥がしつつ弱体化させられる。

::どくどく+まもる|
&taglink(ばけのかわ);を無視し、ミミッキュより速いポケモンでどくまも戦術を仕掛ける。つるぎのまい→かげうちに注意。
また、のろい持ちには無力。

::クリアスモッグ|
ミミッキュより遅い場合、&taglink(ばけのかわ);を剥がしながらつるぎのまいの能力上昇を初期化できる。
ただ、一貫性が弱く使いにくい毒タイプ技な上に威力も低い。
ミミッキュのためだけにこの技を採用するのは枠が勿体ないので、できれば[[モロバレル]]等他のポケモンの積み技も監視できるポケモンに持たせたい。

#region2(対策可能なポケモン){{{
:[[ヘイラッシャ]]|
てんねんで積み無効。つるぎのまい+3ウェポンのセミフルアタの場合ミミッキュはヘイラッシャを突破する手段がほぼない。
呪いを持たれている可能性に備えて攻撃技も1つは持っておきたい。

:[[デカヌチャン]]|
かたやぶり・無補正A振りデカハンマーで確1。フェアリー半減、ゴースト等倍。
準速の場合は最速なら上から殴れ、相手が最速の場合はスカーフを持たせれば勝てる。ただし、おにびはもちろん、デカハンマーは連続して撃てないためみがわりにも注意。

:[[オノノクス]]|
かたやぶり・無補正A振りアイアンヘッド@1.2倍以上強化アイテムで確1。素の素早さで勝る。

:[[パルシェン]]|
A特化つららばり@いのちのたまで高乱1。ばけのかわ解除済みなら確1。
からをやぶる展開済みなら、補正無しでもばけのかわ込みで確1。

:[[ドヒドイデ]]|
どくどく、ひやみず、くろいきり、じこさいせい等ミミッキュ対策に有用な技が多く、耐久力もミミッキュに対しての後投げが適う程ある。
ミミッキュのつるぎのまい1積み+シャドークローも確3、さらにくろいきりで能力変化のリセットもできるためミミッキュ受けとしては優秀。ひやみずで&taglink(ばけのかわ);もはがせる。
のろい持ちはさいせいりょくである程度の回復は可能だが、ドヒドイデの火力が低すぎるためみがわりを破壊できないことが多く、みがわり持ちに対しては控えのポケモンとひたすら交代を繰り返しPP切れを狙うこととなる。

:[[アーマーガア]]|
高い物理耐久、はねやすめによる物理受け性能により対面では有利。
受け出しは不安が残るか。

:[[オーガポン(かまどのめん)]]|
無補正A252振りかたやぶりウッドハンマーで無振りミミッキュを107.0~127.0%の確定1発。

:[[テツノカシラ]]|
眼鏡タキオンカッターで超高乱数1発。確実に行くなら鋼テラスともあわせて。


//:[[ランドロス>ランドロス(れいじゅうフォルム)]]|
//特にスカーフ持ちならいかくを入れつつ上からとんぼがえりで&taglink(ばけのかわ);を剥がして有利対面に繋げる。
//相手が交代しても有利対面を作れるのが強み。ただしおにびに注意。

//:[[エンテイ]]|
//A特化せいなるほのお@いのちのたまで確1。フェアリー半減、ゴースト等倍、おにび無効。
//&taglink(ばけのかわ);で耐えられても、火傷による弱体化を狙える。

//:[[ゴリランダー]]|
//[[ガブリアス]]に近い攻撃と、比較的高い物理耐久、型や持ち物、技構成のパターンの多さから一つの技で縛ることは不可能。つるぎのまいを覚えるため、火傷も相殺可能。
}}}

//#region2(禁止級(一例)){{{
//:[[ソルガレオ]]、[[日食ネクロズマ>ネクロズマ]]|
//メテオドライブで&taglink(ばけのかわ);を貫通し行動を許さず確殺。耐久が高く霊技も一発は耐え、じゃくてんほけんのトリガーにできる。交代読みのおにびにだけは注意。

//:[[ザシアン]]|
//トリック無効、上からみがわりで状態異常回避、きょじゅうざん。この三つで基本どうにかなる。みちづれには注意。

//:[[ホウオウ]]|
//せいなるほのおで&taglink(ばけのかわ);を剝がしつつやけどを与えられる。
//非常に高い耐久力も持ち合わせているため、突破後も死に出しで出てきたポケモンに負担をかけることができる。
//隠れ特性のさいせいりょくで相手の控え用に交代するだけでもHPが回復してお得。

//:[[ゼクロム]]、[[レシラム]]、[[合体キュレム>キュレム]]|
//特性テラボルテージ、ターボブレイズで&taglink(ばけのかわ);を無効化、高めの耐久でじゃれつく程度は容易に耐える。
//レシラムはもともとフェアリー等倍、あおいほのおで火傷にさせられたら美味しい。
//}}}
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*外部リンク [#link]
-[[ミミッキュ - ポケモン百科事典>https://pokemonpedia.net/%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%A5]]

&tag(ポケモン,第七世代,ゴーストタイプ,フェアリータイプ,ふていけいグループ,ばけのかわ);