イキリンコ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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イキリンコ

No.0931 タイプ:ノーマル/ひこう
通常特性:いかく(場に出た時か戦闘中この特性を得た時、場に出ている相手全員の攻撃を1段階下げる)
     はりきり(物理技使用時、攻撃が1.5倍、命中率が0.8倍になる)
隠れ特性:こんじょう(状態異常の時に攻撃が1.5倍になる。やけどによる物理技の威力低下を無視する)※グリーンフェザー、ブルーフェザーのみ
         ちからずく(一部の技の追加効果がなくなり威力が1.3倍になる)※イエローフェザー、ホワイトフェザーのみ
体重  :2.4kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
物理ノーマル飛行HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
イキリンコ
(はりきり全振り)
8296
(170)
51455192417
(491)
いかく/はりきり/こんじょう/ちからずく
ムクホーク85120705060100485いかく/すてみ
ウォーグル10012375577580510するどいめ/ちからずく/まけんき
根性/毒暴走NHP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
イキリンコ緑/青829651455192417いかく/はりきり/こんじょう
ザングース7311560606090458めんえき?/どくぼうそう?
ガチグマ130140105458050550こんじょう/ぼうだん/きんちょうかん

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)------
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/いわかくとう
いまひとつ(1/2)くさ/むし---
いまひとつ(1/4)------
こうかなしじめん/ゴーストゴースト

第九世代のノーマル×ひこう複合。
種族値は全体的に控えめで100を超えるものは無く、同タイプには配分の似たライバルが多め。
特性についても被り気味で、単純なアタッカー運用では見劣りしてしまいがち。

個性としては、現環境の同複合では唯一のすてゼリフの習得が挙げられる。
おいかぜから繋ぐことで後続を低負荷で着地させられるほか、鈍足相手なら普通に初手で使うのもよし。
ムクホークと被ってしまうがいのちがけも習得可能で、起点作成後の自主退場手段には困らない。

また第九世代におけるこんじょうの持ち主としては最速であり、逆にサポートをほかに任せてエースとしての運用も考えられる。
からげんきも習得できるので、現環境では不在のオオスバメのような立ち回りを可能とする。
なお、はりきりはイカサマにも乗る。もちろん命中は不安定ながら、一致相当の破壊力を発揮できる。

ちなみにイキリンコには4種類のフォルムがあり、緑・青、黄・白でそれぞれ隠れ特性が異なる。
差別化に役立つ特性2種を両立できるのは緑・青の側なため、はりきり採用の場合もそちらの色を選んだ方が特性がバレにくい。

DLCではダブルウイング、がむしゃら、すてみタックルを習得。新たなメインウェポン候補やタスキと相性の良い削り技を獲得。
変化技にはフェザーダンスを覚えたが、すてゼリフよりも優先する構成は少々限定的か。



特性考察

いかく
登場したとき、相手の攻撃を1段階下げる。
優秀だがムクホークと被る。基本的に本体の性能では劣るため、採用の場合は変化技を活用したい。
すてゼリフと相性良好だが、トレースには注意。
はりきり
物理技の命中率が低下する代わりに威力が増加。イカサマにも適用される。
デメリットはあるが高い火力を発揮でき、こんじょうとは動き出しが真逆に近い。
相手の計算を崩す奇襲としての性能が高め。必中のつばめがえしも所持している。
こんじょう
グリーンフェザー・ブルーフェザーの隠れ特性。状態異常の時に攻撃が1.5倍。
現環境で一致からげんき+こんじょう/どくぼうそう?を両立可能なのはほかにザングースガチグマ系列のみ。
中速低耐久とあってサポートは必須ながら、爆発力の高さから候補に入ってくる。
ちからずく
イエローフェザー・ホワイトフェザーの隠れ特性。技の追加効果が発生しない代わりに威力が上がる。
適用技についてはいのちのたまの反動が発生しなくなり、その場合の倍率は合計1.69倍。
ただしイキリンコの適用技は大半が特殊技。特攻が45しかなく、特性込みでも火力は期待できない。
物理技はタイプ不一致で威力65のとびつくのみ。種族値・習得技との噛み合いが最悪のため候補外。

技考察

物理技タイプ威力命中
[張切り]
効果解説
ブレイブバード120(180)100[80]反動1/3タイプ一致技。物理飛行の主力技だが、反動でタスキが潰れる。
ダブルウイング40*2
(60*2)
90[72]-タイプ一致技。タスキ潰し兼自身のタスキと両立できるが、命中不安。
つばめがえし60(90)必中-タイプ一致技。はりきり時の安定技として。
すてみタックル120(180)100[80]反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動でタスキが潰れる。
飛行と半減範囲が被るのでほぼ対電気専用。タマゴ技。
からげんき70/140
(105/210)
100[80]自分が
状態異常時に
威力2倍
タイプ一致技。こんじょう型のメインウェポン。
でんこうせっか40(60)100[80]優先度+1タイプ一致の先制技。あると便利だが技スペースがやや厳しい。
イカサマ95100[80]-相手の攻撃依存ダメージ。はりきり適用。いかくとは相性が悪い。
うっぷんばらし75/150100[80]能力低下ターン
威力2倍
対霊。いかくを受けたターンにも威力が増加する。
サーフゴーを殴るならイカサマよりこちら。
とんぼがえり70100[80]自分交代攻撃しつつ撤退。すてゼリフとは使い分け。
外すと交代できないので、はりきりで採用する場合は注意。
とびつく50100[80]素早さ↓100%起点作成用。補完としては微妙。
きしかいせい20~200100[80]残HPで
威力変化
岩・鋼に一矢報いる。タスキと併せて。
特殊技タイプ威力命中効果解説
いのちがけ-100-自分の残りHP分ダメージを与える退場技。タマゴ技。
H極振りで実数値189になる。これは無振りモロバレル(H114)と同じ。
ただしモロバレルはHに振られていることが多い。
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル中はテラスタイプの技になり、実数値が攻撃>特攻なら物理技になる。
変化技タイプ命中解説
すてゼリフ100相手の攻撃と特攻を一段階下げつつ交代。タマゴ技。
サポートにはもちろん、こだわり型で苦手な相手と鉢合わせた場合にも便利。
ちょうはつ100先発サポーターへの妨害に。
こわいかお100相手素早さ↓↓。積みへの牽制に。
おいかぜ-使用ターン含め4ターン味方の素早さが2倍。退却技と併せて後続サポートに。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
すてみタックル
からげんき
でんこうせっか
タイプ一致技の補強。ゴースト無効耐性を維持する。
テラバーストハッサムテツノワダチ。火傷無効。
こんじょう型はかえんだまの発動前にテラスタルしないよう注意。
テラバースト草に弱くなるが、弱点である岩には刺さる。
テラバースト麻痺無効。
テラバースト対水岩。粉技無効。
テラバースト解説
きしかいせい
テラバースト
対無岩鋼氷悪。一致技との補完に優れる。
テラバースト解説
テラバースト弱点である電気を無効化できる。岩も半減。氷は一貫する。
ブレイブバード
つばめがえし
タイプ一致技の補強。との複合にも刺さる。
テラバースト解説
とんぼがえり
テラバースト
対超悪。
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバースト解説
イカサマ対ゴースト。いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト毒無効。弱点である氷・岩にも刺さる。
テラバースト解説
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察

いかく型

特性:いかく
性格:ようき
努力値:HS252 AS252
持ち物:きあいのタスキ/だっしゅつボタン
優先技:すてゼリフ/おいかぜ/ちょうはつ
選択技:ブレイブバード/とんぼがえり/いのちがけ/こわいかお

主にいかくで攻撃を下げて、おいかぜで後続をサポートする。
ムクホークが覚えない、すてゼリフ、ちょうはつは優先したい。

はりきり型

特性:はりきり
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:いのちのたま/こだわりハチマキ/こだわりスカーフ/きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:つばめがえし
選択技:ブレイブバード/すてみタックル/でんこうせっか/とんぼがえり/イカサマ/うっぷんばらし/すてゼリフ

はりきりで技の威力を上げて攻めるアタッカー。必中技のつばめがえしは必須。
一致技の威力を求める場合はブレイブバードとの両立も可。
とんぼがえりを外すと交代できないので注意。

一致技半減以下、すてゼリフ無効のサーフゴーが厄介。
まずA0下降補正無振りなのは確定なので、はりきり補正込みイカサマは耐久無振りでも確3。無補正はりきり込みうっぷんばらしなら確2。
向こうの無補正C252振りゴールドラッシュが耐久無振りイキリンコを確1と分が悪い。
素早さで勝るとはいえ、命中不安もあり、下手をすると起点にされかねないので、後続に任せるほうが無難。

【緑・青】こんじょう型

特性:こんじょう
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:かえんだま
確定技:からげんき/ブレイブバード
選択技:とんぼがえり/でんこうせっか/すてゼリフ/まもるorみがわり

かえんだまで状態異常にして、からげんきで攻める。
同タイプ・同特性のオオスバメが未解禁のため、ほかのノーマル・飛行と差別化しやすい。


相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対イキリンコ

注意すべき点
実用的かつ優秀な特性を3つ持ち、それぞれ対策も変わってくる。
いかく+すてゼリフで物理型を後続の起点にしてきたり、
こんじょう+かえんだまやはりきりで侮れない火力を発揮してくる。
対策方法
いかくはどの色でも候補になるため、特殊アタッカーで攻めるのが安全。
岩タイプや鋼タイプの有効打がきしかいせい、イカサマ、うっぷんばらしのみ。
アーマーガアも能力ダウン無効、一致技半減でどの型にも対応しやすい。
サーフゴーも変化技、いのちがけ、きしかいせい無効で、A個体値の厳選を怠らなければイカサマも怖くない。

外部リンク