ポケモン対戦考察まとめWiki
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ウォーグル
No.0628 タイプ:ノーマル/ひこう 通常特性:するどいめ(命中率を下げられない・相手の回避率上昇を無視して攻撃できる) ちからずく(一部の技の追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になる) 隠れ特性:まけんき(相手に能力を下げられた時、攻撃が2段階上がる)※ワシボンのとき、「はりきり」。 体重 :41.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
物理無/飛行 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ウォーグル | 100 | 123 | 75 | 57 | 75 | 80 | 510 | するどいめ/ちからずく/まけんき |
ドードリオ | 60 | 110 | 70 | 60 | 60 | 110 | 470 | にげあし/はやおき/ちどりあし? |
ムクホーク | 85 | 120 | 70 | 50 | 60 | 100 | 485 | いかく/すてみ |
ドデカバシ | 80 | 120 | 75 | 75 | 75 | 60 | 485 | するどいめ/スキルリンク/ちからずく |
イキリンコ (はりきり全振り) | 82 | 96 (170) | 51 | 45 | 51 | 92 | 417 (491) | いかく/はりきり/こんじょう/ちからずく |
第五世代出身のノーマル×ひこう複合。同複合では素の攻撃種族値が最も高く、特性もちからずく、まけんきと攻撃的。
一方で素早さは並程度。ノーマル・飛行としてはミミッキュやウーラオス、まけんきとしてはウインディやギャラドス、霊獣ランドロスを抜けず、持ち味を存分に活かしきれないのが惜しい。
第九世代では同複合のライバルであるムクホークが復帰、イキリンコが登場。DLCではドードリオとドデカバシも復帰。
特性や技が異なるため、それらとの差別化はあまり意識しなくてもいいだろう。
また攻守両面で相性の良かったダイマックスが廃止され、まけんきの発動機会が減少した。
とはいえダブルでは依然多いいかくに強く、おいかぜやいわなだれ等の習得もあって、相変わらずダブル適性は高い。
同じまけんきのGサンダーとは耐性の違いで差別化は容易。
技方面はアクロバット、のしかかり、きしかいせい、すてみタックル、てだすけを習得。範囲は変わらず選択肢が増加した形。
アクロバットはパワフルハーブ+ゴッドバード後のメインウェポンとして起用可能。
のしかかりもちからずくの場合の安定したメインウェポンとなる。
また、新規に設定されたタマゴ技でいわくだきとはねやすめを再習得。習得にはものまねハーブが必要。
当初は剥奪されていたダブルウイングについては、碧の仮面で再習得。
Hに252振るとH>B+Dとなるため耐久指数上は非効率だが、ブレイブバードをメインにする場合、反動を考慮して基本的にHを優先してもよい。
ワシボンについての考察はノートを参照。
特性考察
- するどいめ
- こちらの命中率と相手の回避率のランク変化を無視する。
ダイマックスの廃止で回避戦術が復権したが、相変わらず受動的かつピンポイント。
細かい点だが、回避率ランクの低下も無視するので、きりばらいやかんろなミツなどと相性が悪い。
ほかの特性が有用なこと、トレース対策もまけんきで問題ないため候補外。
- ちからずく
- 技の追加効果を失う代わりに威力が上昇。対象技を使った時のいのちのたまの反動もなくなる。
対象技の乏しさが難点だったが、第九世代ではタイプ一致技ののしかかりを習得し、すてみタックルや第八世代で廃止されたおんがえしを超える威力に。
またアクロバットを習得したことにより、パワフルハーブを持たせてゴッドバードを使用した後も無反動・高火力の飛行技を連発できるようになった。
まけんきの使い勝手が落ちたこともあり、採用意義は過去世代よりも高まっている。
- まけんき
- 隠れ特性。相手から能力を低下させられた場合に攻撃が2段階上昇。
特にいかくの跋扈するダブルで有効。その他すてゼリフやおきみやげ等の変化技、能力ダウンの追加効果でも発動する。
ダイマックスの廃止で発動機会は減っているが、それでもダブルでは最も優先度が高い。
なお自身のインファイトや味方の能力低下技でステータスが下がった場合は発動しないので注意。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 [力尽く] | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
ブレイブバード | 飛 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。 |
ゴッドバード | 飛 | 140(210) [273] | 90 | 溜め技 急所ランク+1 怯み30% | タイプ一致技。ちからずくでウォーグル最大火力になる。 パワフルハーブと併せて。やや命中不安で、外した場合も消費するので注意。 |
アクロバット | 飛 | 55/110 (82/165) | 100 | - | タイプ一致技。消費アイテムと併せて。 技スペースを消費するが、パワフルハーブ+ゴッドバード後のメインウェポンに。 |
ダブルウイング | 飛 | 40(60)*2 | 90 | - | タイプ一致技。タスキやばけのかわ、みがわりに強いが、時々外す。 |
すてみタックル | 無 | 120(180) | 100 | 反動1/3 | タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。 ちからずくだとのしかかりの下位互換なので候補外。 |
のしかかり | 無 | 85(127) [165] | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。ちからずくの場合のメインウェポン。反動が無い高威力技に。 |
からげんき | 無 | 70/140 (105/210) | 100 | 状態異常時 威力2倍 | タイプ一致技。やけど対策に。 |
インファイト | 闘 | 120 | 100 | 防御・特防↓ | 対岩・鋼。耐久低下が痛い。ばかぢからも覚えるが、基本こちら。 |
きしかいせい | 闘 | 20~200 | 100 | 残HPで 威力変化 | 対岩・鋼。きあいのタスキとあわせれば超威力が狙える。 |
いわなだれ | 岩 | 75 [97] | 90 | 怯み30% | ちからずく対象技。まけんきなら怯みを狙える。ストーンエッジは覚えない。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 [78] | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。自身にも後続にも活きる。まけんきでのサポート用。 ちからずくでは命中率以外いわなだれの下位互換なので候補外。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 [104] | 100 | 怯み30% | ちからずく対象技。対岩・妖だが、インファイトと範囲が被りがち。 バンギラス相手でも格闘技の方が刺さるが、耐久低下や珠のダメージを嫌うなら。 まけんきなら怯みも狙える。 |
シャドークロー | 霊 | 70 | 100 | 急所ランク+1 | 対霊超。サーフゴーやテツノイワオに。ノーマル技との補完に優れる。 |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 攻撃しつつ撤退。スカーフと相性がよい。 |
特殊技 | タイプ | 威力 [力尽く] | 命中 | 効果 | 解説 |
テラバースト | 無 | 80(120) | 100 | - | 自身のテラスタルのタイプに変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
おいかぜ | 飛 | - | サポート用。味方の素早さ強化。ブレイブバードやとんぼがえりで退場可能。 | ||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。積む・活かせる機会は少ない。 | ||
はねやすめ | 飛 | - | ブレイブバードの反動のケアに。先手で回復するとじめんやかくとうが刺さるので注意。タマゴ技。 | ||
てだすけ | 無 | - | 使用ターンの味方の攻撃技が1.5倍になる。優先度+5。ダブル用。 |
採用率の低い技 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | すてみタックル のしかかり からげんき | タイプ一致技の強化。 |
炎 | テラバースト | 対鋼。やけど耐性にも。岩が一貫する。 |
水 | テラバースト | 岩と地面に抜群。電気が一貫する。 |
電 | テラバースト | 素早さが高いので、麻痺対策になるのは美味しい。 |
草 | テラバースト | 粉耐性を持ちたいなら。 |
氷 | テラバースト | 4倍狙いで。 |
闘 | インファイト きしかいせい | サブ技の強化に。元の弱点である岩を半減し、高威力のインファイトを叩き込める。 |
毒 | テラバースト | 毒無効だが、そもそも鋼テラスタルに任せた方がいいだろう。 |
地 | テラバースト | 対電気・岩。ぎい的な麻痺対策。氷が一貫する。 |
飛 | ブレイブバード ゴッドバード アクロバット | タイプ一致技の強化。はねやすめで耐性変化は起こらない。 |
超 | しねんのずつき | テツノカイナへは地面テラス、モロバレルはブレバで十分。 |
虫 | とんぼがえり テラバースト | 通りが悪い。岩が一貫する。 |
岩 | いわなだれ | 4倍狙いで対ウルガモスなど。 |
霊 | シャドークロー | 飛・闘との補完に優れる。 |
竜 | テラバースト | 対竜。現環境での使い勝手は氷・妖テラスに劣る。 |
悪 | テラバースト | いたずらごころ無効。 |
鋼 | アイアンヘッド | 対岩氷。電気以外の弱点を半減できる点も有用。 |
妖 | テラバースト | ドラゴンを相手するなら。 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
まけんき基本型
特性:まけんき
性格:いじっぱり/ようき
努力値:AS252 or HA252をベースに調整
持ち物:オボンのみ/混乱実/ラムのみ/いのちのたま/じゃくてんほけん
確定技:ブレイブバード
優先技:インファイト
攻撃技:すてみタックルorからげんき/シャドークロー/とんぼがえり/がんせきふうじorいわなだれ/アイアンヘッド
変化技:おいかぜ/ビルドアップ/きりばらい
強力な一致技ブレイブバードを軸に攻めていく基本型。
相性補完に優れるインファイトもほぼ確定。
素の耐久は低くないが、これらの技により耐久はどんどん削がれていくため短命になりやすい点に注意。
まけんきが発動しないとすてみムクホークの劣化気味なため、サブウェポンの岩技やシャドークロー、アイアンヘッド等も活かしたい。
ただしいずれも2倍弱点では等倍ブレイブバード以下。
まけんきスカーフ型
特性:まけんき
性格:ようき(推奨)/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:ブレイブバード
優先技:とんぼがえり
攻撃技:いわなだれ/インファイト/シャドークロー/アイアンヘッド
半端な素早さをスカーフで補う、いかくで止まらないスカーフ枠。
とんぼがえりを持たせて序盤はサイクルを回し、後半にブレイブバードで抜いていく。
いわなだれやアイアンヘッドで怯みも狙える。
準速スカーフだと実数値198なのでS130族に届かない。最速スカーフならS145族抜き。
ドラパルトやハバタクカミを抜けるようき推奨。
【ダブル】基本型
特性:まけんき
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252 or HA252をベースに調整
持ち物:こだわりスカーフ/ビビリだま/混乱実/ラムのみ/いのちのたま/オボンのみ
確定技:ブレイブバード
優先技:まもる/おいかぜ/インファイト/いわなだれ
攻撃技:すてみタックルorからげんき/シャドークロー/とんぼがえり
変化技:ビルドアップ/てだすけ
いかく持ちの採用率が高いダブルではまけんきを発動させやすくなる。
こごえるかぜによる誤魔化しも牽制でき、耐久も安定していることからおいかぜ始動役としても優秀。
特性上先発での繰り出しが多くなることとも噛み合っている。
いかくを受けない一致120技を連発できるため、おいかぜ後はそのまま高火力アタッカーに転じられる。
まけんきが発動しなければ放置読みでビルドアップ、てだすけでサポート、とんぼがえりで撤退といった選択肢もとれる。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
対ウォーグル
- 注意すべき点
- 一致技ブレイブバード、相性補完のインファイト、その他岩技や霊技など、優秀な攻撃技を多く使える。
特性まけんきによりAダウンで誤魔化すことができず、いかく持ちの選出やこごえるかぜの使用を牽制されてしまう。
発動させなければ安心かと思いきや、おいかぜ・てだすけでサポートに回ったり、ビルドアップを積んでくる恐れも。
- 対策方法
- HPは高いが、ブレイブバードやインファイトの反動で削れるため、数値ほどの硬さはない。
接触技が多いためゴツゴツメットが効く。エアームドやアーマーガアに持たせておけば一方的に削ることができ、積んできてもふきとばしで流せる。
FCロトムなどででんじはやおにびを撃ち、決定力を削ぐのも良い。