ジュゴン - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ジュゴン

No.087 タイプ:みず/こおり
通常特性:あついしぼう(ほのおタイプとこおりタイプの攻撃技でダメージを受けるとき、相手の攻撃・特攻を半分にして計算する) 
     うるおいボディ(天気が雨の時、ターン終了時に状態異常が治る)
隠れ特性:アイスボディ(天気が「あられ」の時、毎ターン終了時にHPを最大値の1/16ずつ回復する・あられのダメージを受けない)
体重  :120.0kg(けたぐり・くさむすびの威力100)

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)でんき/くさ/かくとう/いわ
いまひとつ(1/2)みず
いまひとつ(1/4)こおり
こうかなし---

特性「あついしぼう」の場合、ほのお(1/2倍)、こおり(1/8倍)


初代出身のみず×こおり複合。種族値は防御寄りのバランス型。
耐性は微妙、かつフリーズドライを覚えないため、同タイプとの差別化において厳しい立場に立たされている。
耐久型としてはほぼ上位互換の種族値を持つラプラスや、アタッカーとしても圧倒的な数値を持つテツノツツミと強力な積み技を持つパルシェンが壁になる。
総じて単純な運用だと劣化気味になり、ライバルとの差別化が課題となる。

今作ではトドゼルガの不在により、あついしぼうが差別化要素に。
こおりでありながらほのおを半減、こおりに至っては1/8に抑え、テラスタルとも相性良好。
技方面でも同複合で唯一のトリプルアクセルの使い手となり、クイックターンも習得する等、かなりの強化が施された。
それ以外の新規習得した技についても、攻撃技が多めながら追加効果が優秀なものが豊富。
アタッカーとしては他の同複合も順当に強化されているので厳しいが、多少の打点も出せるサポーターとしては十分に採用できるだろう。
失った技で採用圏内になるものは、どくどくの他、いかりのつぼとコンボに使えたこおりのいぶき程度。

仕様面ではテラスタルが追加された他、霰が廃止。代わりに登場した雪は、こおりタイプの防御が1.5倍になる。
ラプラスに及ばないとはいえ高めの耐久を底上げできるので、多彩な技を活かせば雪パに採用するのも考慮可能。
同複合にテツノツツミが追加されたが、あちらは高速アタッカー気質のため差別化は容易。



特性考察

あついしぼう
炎・氷タイプの技で受けるダメージを半減する。
半減できるどちらのタイプもシングル・ダブル問わず採用率が高く、単純に発動機会だけで考えても他とは比較にならない。
本来なら等倍を取られるフリーズドライも半減できるのは嬉しいところ。
テツノツツミのみず技とフリーズドライの双方を半減できる唯一の存在でもある。
トドゼルガと共通の特性だが、SVでは不在のため同複合で唯一無二の個性に。
なお、かたやぶりで無力化されるのは忘れずに。
テラスタルでも活用出来る。草テラスだと弱点が2つ減る。
うるおいボディ
雨の降っているターン終了時に状態異常が回復する。
第7世代からあめふらしとしてペリッパーが追加されたが特に相性がいいわけでもなく、戦術に組み込むのは難しい。
単に状態異常の対策としてはミストフィールドで十分であるため、ねむるとのコンボを狙いたいが
耐久力は同特性のラプラスが2割も上回り、あえてジュゴンで雨ターンを消費しながら居座るメリットは薄い。
ただし、今作で天候の「ゆき」が登場したため、自身は防御補正を受けながら、なかまづくりで相手の戦術を破壊することはできる。
アイスボディ
隠れ特性。ゆきの降っているターン終了時にHPが最大の1/16回復する。
これまでは、ゆきふらし持ちとの相性面や回復量の観点から優先度が低かったが、第九世代からはゆきの防御補正を受けられるため今までとは違った立ち回りが出来る。
ひやみずの習得とトドゼルガの不在も追い風であり、これまでよりも大幅に使いやすくなった。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
アクアテール90(135)90-タイプ一致技。物理水の最高火力。
アクアブレイク85(127)100防御↓20%タイプ一致技。性能安定で追加効果も優秀。
たきのぼり80(120)100怯み20%タイプ一致技。性能安定。
相手が遅ければ追加効果も期待できる。
クイックターン60(90)100交代タイプ一致技。後続の無償降臨に。
苦手な相手から交代の際にも。
アクアジェット40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。こおりのつぶてと選択。
接触技。無効特性に注意。
アイススピナー80(120)100フィールド除去タイプ一致技。性能安定で追加効果も優秀。
つららばり25(37)*2~5100連続技タイプ一致技。威力は不安定だがタスキやみがわり、ヤチェのみを貫通できる。
いかさまダイス対象。
トリプルアクセル20→40→60
(30→60→90)
90-タイプ一致技。つららばりと選択。全て当たる確率は72.9%。
いかさまダイスは一発当たれば必ず3発当たる。
ゆきなだれ60/120
(90/180)
100優先度-4タイプ一致技。高威力だが、被弾しないと火力が出ない。
のろいと好相性。
こおりのつぶて40(60)100優先度+1タイプ一致先制技。何かと役に立つ場面が目立つ。
無効無しで非接触技なのも有用。
じゃれつく9090攻撃↓10%氷技と範囲が被るが、悪と格闘に抜群。
ドリルライナー8095急所ランク+1ランターンドククラゲドクロッグエンペルト等には有効。
はたきおとす65/97100道具除去追加効果が優秀。
ねこだまし40100優先度+3
怯み100%
きあいのタスキ・がんじょう・マルチスケイルを安全に潰せる。
ダブルバトルで優秀な技。
がむしゃら-100-使う場面を見極めれば優秀な削り技になる。
つのドリル-30一撃必殺一撃技その1。ゴーストタイプには無効。
がんじょう持ちには水技が有効な相手が多い。
特殊技タイプ威力命中効果解説
なみのり90(135)100-タイプ一致技。安定したメインウェポン。
ダブルバトルでは味方を巻き込むので注意。
ハイドロポンプ110(165)100-タイプ一致技。高威力・命中不安。
だくりゅう90(135)85命中率↓30%タイプ一致技。ダブルバトル用。
ひやみず50(75)100攻撃↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀で自身の戦術と相性が良い。
うずしお35(52)85拘束技タイプ一致技。ゆき+ひやみず+たくわえる等と併せて物理アタッカーを封殺できる。
外しやすい点に注意。
れいとうビーム90(135)100凍り10%タイプ一致技。性能安定。
水技との相性補完に優れる。
ふぶき110(165)70凍り10%タイプ一致技。高威力・命中不安。
ゆきで必中。
こごえるかぜ55(82)95相手全体
素早さ↓100%
タイプ一致技。半端な素早さを補える。後続へのサポートにも。
みわくのボイス80100音技新技。初の特殊フェアリー技。
ターン中能力が上昇した相手に当てると100%混乱させる。
のどスプレーの発動も可能。
ゲップ12090-きのみを使った後でしか使えない。
マリルリルンパッパなどに刺さるがピンポイントか。
ウェザーボール50/100
(120)
100-ゆき下ではメインウェポンに。
雨や晴れでも威力150になり、雨では威力225になる。
テラバースト80<120>100-苦手タイプ対策に。あついしぼうを活用したタイプを意識したい。
ぜったいれいど-30一撃必殺一撃技その2。氷タイプには無効。がんじょう持ちには水技が有効な相手が多い。
変化技タイプ命中備考
アンコール100相手の戦術を台無しにできる。
あまえる-ゆき+ひやみずと併せて物理アタッカーを封殺できる。
かなしばり100相手の有効打を封じる。
ほろびのうた-流しの意味合いが強い。まもる・みがわりを貫通する。
のどスプレーの発動も可能。
のろい-ゆきなだれや先制技を覚えるので、素早さを切る前提なら候補になり得る。
たくわえる-居座りたいなら。3回までしか使えない。
なかまづくり-ゆき下でうるおいボディを相手に押し付ける。
みがわり-様子見→かなしばりで相手の有効打を封じる。
ねむる-回復技。うるおいボディかカゴのみと併せて。
くろいきり-自身はゆきの補正を受けながら、相手の能力ランクをリセットできる。
ゆきげしき-自身でゆきを展開するなら。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
テラバースト
ねこだまし
解説
テラバースト
ウェザーボール(晴)
解説
アクアブレイク
クイックターン
アクアジェット
なみのり
ハイドロポンプ
解説
テラバースト解説
テラバーストあついしぼう採用時
炎 等倍
氷 等倍
れいとうビーム
こごえるかぜ
ふぶき
トリプルアクセル
こおりのつぶて
アイススピナー
あついしぼう採用時
炎 等倍
氷 半減
テラバースト解説
テラバースト
ゲップ
解説
テラバースト
ドリルライナー
解説
テラバースト解説
テラバースト解説
テラバーストあついしぼう採用時
炎 等倍
氷 半減
テラバースト
ウェザーボール(砂嵐)
解説
テラバースト解説
テラバーストあついしぼう採用時
炎 半減
氷 等倍
テラバースト
はたきおとす
解説
テラバーストあついしぼう採用時
炎 等倍
氷 半減
テラバースト
みわくのボイス
解説

型考察

アンコれいど型

特性:あついしぼう
性格:おくびょう
努力値:HS調整 残り耐久
持ち物:オボンのみ/たべのこし/半減実/ラムのみ
確定技:アンコール/ぜったいれいど
優先技:こごえるかぜ/かなしばり
選択技:こおりのつぶて/なみのり/れいとうビーム

初手こごえるかぜで素早さ逆転後、本来なら自分より速い相手の技を見てからアンコールし、ぜったいれいどの回数を稼ぐ。
単純に殴る場合もオボンのみによりそれなりに水・氷技としての役割はこなせるが、ミロカロス等の高耐久受けポケモンに対して特に有効な型。
あついしぼうで炎受けもある程度可能だが、回復技はねむるくらいしか無いので過信はできない。

第7世代からぜったいれいどが氷タイプに無効になったが、氷タイプはマイナーで数が少ないため依然として一撃技としては有用。
ゴーストに無効化されることも考えると、両立させる訳でもない限りつのドリルを採用する理由はない。
つのドリルの仮想敵はマンムーパルシェンあたり。どちらにも試行回数を稼ぎにくいため、あえて考慮する必要性は薄い。
なお、つのドリルは接触技、ぜったいれいどは非接触という優位点も存在する。

110族抜きや115抜きで残り耐久にまわすのを推奨。
116抜きの耐久調整でも特攻補正無全振りライコウの10まんボルトを耐えられるのでそちらもあり。その場合かなしばりを入れておくとよい。

ラプラスには素早さで勝っているが、こごえるかぜで130族を抜いてもアンコールだけでは勝てず、単体では差別化されていないためかなしばりを推奨。
同タイプでこごえるかぜ+かなしばり+アンコールを全て覚えるのはこいつだけなので他と違い状況に応じて柔軟な動きが取れる。

こごえるかぜは一致補正込みで82と不一致れいとうビーム以下の威力な上、ジュゴンの特攻では弱点を突いても大した火力にはならない。
ドラゴン相手に出すならこおりのつぶてやれいとうビーム等の役割遂行技を入れる必要がある。

物理型

特性:あついしぼう
性格:いじっぱりorようき
努力値:攻撃252 素早さ252orHP252
持ち物:いのちのたま/たつじんのおび/オボンのみ/ラムのみ/こだわりハチマキ/じゃくてんほけん/とつげきチョッキ/いかさまダイス
確定技:つららばりorトリプルアクセル
優先技:アクアジェットorこおりのつぶて(両方採用可)
攻撃技:アクアブレイクorアクアテール/ドリルライナー/はたきおとす/ねこだまし/ぜったいれいどorつのドリル/クイックターン
補助技:かなしばり/アンコール

三種の先制技を中心に戦う物理型。
攻撃を上げる積み技がなく、対面では火力不足が否めないので終盤の詰め要員にするべきか。


対ジュゴン

注意すべき点
高めの耐久からのぜったいれいど。
アンコール、かなしばりなどの補助技もある。
ダブルバトルではねこだましやほろびのうたなど戦略性の高い技も使用する。
対策方法
弱点は突きやすいので、ぜったいれいどの試行回数を稼がれる前に速攻で落としたい。
補助技が入っていることが多いのでちょうはつも有効。

外部リンク