バサギリ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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バサギリ

No.0900 タイプ:むし/いわ
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のとき、むしタイプの技の威力が1.5倍になる)
     ちからずく(一部の技の追加効果がなくなる代わりに威力が1.3倍になる)※ストライクのとき「テクニシャン」
隠れ特性:きれあじ(切る技の威力が1.5倍になる)※ストライクのとき「ふくつのこころ」
体重:89.0kg(けたぐり・くさむすびの威力80)
同系列比較HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
バサギリ7013595457085500むしのしらせ/ちからずく/きれあじ
ストライク70110805580105500むしのしらせ/テクニシャン/ふくつのこころ
130130600しんかのきせき・無振り換算
ハッサム70130100558065500むしのしらせ/テクニシャン/ライトメタル

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)みず/はがね/いわ
いまひとつ(1/2)ノーマル/どく
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

LAで追加されたストライクの分岐進化系で、むし×いわ複合。第九世代では現時点で固有複合。
岩タイプとしては弱点が少ないほうだが、一方で耐性もノーマルどく半減のみ、その上いずれも攻撃面で弱いと非常に貧弱。
一応虫タイプとして見ると、本来の弱点である炎と飛行を等倍にし、岩技で弱点を突ける点はうれしい。

種族値はハッサムから特攻と耐久を少しずつ素早さに回した形で、合計値はやはり進化前と同じ。
物理アタッカーとしてより無駄の無い配分になった一方、上記の通り半減が実質ほぼ無いに等しい。
このためハッサムの得意としたサイクル戦には向かず、どちらかというと居座り向けの性能となる。
ただし、一致技がどちらも鋼や格闘タイプに半減されてしまうなど、若干攻撃範囲が狭いのが難点。
サブウェポンで対応できる相手をよく見極めて使うのが重要。

専用技のがんせきアックスは攻撃後、ついでにステルスロックも設置できる強力な技。
無効タイプ・特性が無いうえにちょうはつやマジックミラーで妨害されずに設置できる。
命中率が設定されており、技自体が外れた場合は設置もできない点に注意。
きれあじならストーンエッジに迫る威力になり、設置後も主力にできる。

テラスタルは貧弱な耐性を改善し、居座り性能を高める用途で使える。
弱点をすべて補えるタイプは存在しないが、連撃ウーラオス対策の草、耐性が良好な水辺りが人気。

第九世代ではくさわけ、がんせきふうじ、ロックブラストを、DLC碧の仮面ではとびかかるを、藍の円盤でははいよるいちげきを新規習得。
一方、LAで覚えられたサイコカッターを喪失した。

第九世代では進化させる手段は無いが、テラリウムドームのキャニオンエリア内にシンボルが存在し、野生のものも極低確率で出現。
テラレイドバトルでも出現することがあるので、LAが無い場合はそれらで捕獲したものを使用する必要がある。



特性考察

むしのしらせ
残りHPが1/3以下になるとむし技の威力が1.5倍。倍率は悪くはないが、通りのイマイチなむし技限定とあって使い勝手は悪い。
シザークロスについてはきれあじで無条件に同等の威力が出せるので、こちらを優先する理由が薄い。
とんぼがえりの威力を上げる特性はこれのみだが、耐性の都合でサイクル戦への適性が低く、ハッサムより技自体の優先度が下がる。
ちからずく
追加効果のある技の追加効果を無効化し、代わりに威力を1.3倍にする。特性適用技の使用時はいのちのたまの反動も消える。
悪い特性ではないが、バサギリの場合は習得技との噛み合いが悪く、特にがんせきアックスの優秀な追加効果を失う点が致命的。
実用的なのはいわなだれ程度だが、そのいわなだれもきれあじ込みのがんせきアックスと同等の威力・命中のため、ダブルで全体攻撃が欲しいのでない限り候補外。
きれあじ
隠れ特性。斬る技の威力が無条件に1.5倍になる。
実戦に向く適用技はがんせきアックス、シザークロス、れんぞくぎり、つじぎり、つばめがえし。
数は多くないが、一致かつ主力にできる技で適用される点が大きく、他の特性が微妙なので基本はこれ。

技考察

物理技タイプ威力
[ちからずく]
<きれあじ>
命中効果解説
シザークロス80(120)<180>100-一致技。きれあじ対象技。
イーユイ以外の四災に抜群がとれるうえ、ドドゲザンにも等倍で入る。
とびかかる80(120)[156]100攻撃↓100%一致技。後続補助として便利。
ちからずく対象だが、きれあじシザークロスのほうが高威力なので非推奨。
はいよるいちげき70(105)[136]90特攻↓100%一致技。命中がやや気になるが後続補助として。
ちからずく対象だが、きれあじシザークロスの完全下位互換となるので非推奨。
れんぞくぎり40→80→160
(60→120→240)
<90→180→360>
95連続命中で
2回まで
威力上昇
一致技。きれあじ対象技。4発目以降は3発目の威力で固定。
居座り前提の技だが、特性の恩恵で最初からそれなりの威力。
3発目になると半減でも威力180相当。
外すか別の技を挟むと威力がリセットされる。
とんぼがえり70(105)100-一致技。攻撃後に控えと交代する。こだわりアイテムと相性が良い。
とびつく50(75)[97]100素早さ↓100%一致技。後続サポート。自身も中速なので抜ける相手は多い。
威力・範囲重視のがんせきふうじとは選択。ちからずくでは非推奨。
ストーンエッジ100(150)80急所ランク+1一致技。高威力だが命中不安。きれあじ以外での候補。
がんせきアックス65(97)[127]<145>90ステルスロック
設置
専用技。きれあじ対象技。ちからずくも対象だが非推奨。
きれあじと合わせて大きなリターンが見込める。活かすなら先発推奨。
いわなだれ75(112)[147]90怯み30%一致技。素早さはそこそこなので、相手によっては怯みも狙える。
ちからずく対象技だが、きれあじがんせきアックスとほぼ同じ威力。
がんせきふうじ60(90)[117]95素早さ↓100%一致技。後続サポート。自身も中速なので抜ける相手は多い。
命中安定のとびつくとは選択。ちからずくでは非推奨。
インファイト120100防御・特防↓対鋼岩。BDダウンが痛いが、抜群範囲の広いサブウェポン。
炎技や地面技を習得しないので優先度が高い。不意の鋼テラスタルに有効。
つじぎり70<105>100急所ランク+1サーフゴーきれあじ対象技。
つばめがえし60<90>--対闘。必中。きれあじ対象技。コノヨザルに大きく入る。
ダブルウイング40*290-対闘。タスキ潰しに有効だが、たまに外れる。
でんこうせっか40100優先度+1先制技。威力重視なら。
フェイント30100優先度+2先制技。まもる系の技を無効化。カイリューのしんそくに先制できる。
くさわけ50[65]100素早さ↑100%攻撃しながら素早さUP。ちからずくでは非推奨。
最速で1回使うと150族や最速スカーフサーフゴーを抜ける。
カウンター-100優先度-5物理ダメージを倍返し。一致技が通らない相手に。タスキ持ちだとより安全。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100タイプ変動テラスタル時にタイプが変化し、ランクも含めて攻撃が高い場合は物理技になる。
変化技タイプ命中解説
つるぎのまい-攻撃補強。
こうそくいどう-素早さ補強。
おいかぜ-4ターンの間、味方の素早さ2倍。サポートに。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
からげんきハバタクカミ・黒バドレックスピンポイント。
テラバーストやけどと鋼に耐性を得るが、岩と水は一貫する。
テラバースト水と鋼に耐性を得られるが、攻撃範囲はあまり増えない。
テラバーストまひに耐性を得るが、あまり得意ではない地面がより苦手になる。
くさわけ
テラバースト
連撃ウーラオスへの奇襲。すいりゅうれんだを耐えてくさわけで上を取る。
テラバーストガブリアスなどに有効打を得るが、岩と鋼が一貫する。
インファイト
かわらわり
対鋼への威力を向上しつつ、岩への耐性を獲得。
テラバースト解説
テラバースト鋼への打点を獲得し、岩も半減するが、水が一貫する。
つばめがえし対格闘。岩が一貫する。
テラバースト一致技の通りにくい格闘への有効打を得る。
フェアリーと異なり弱点が一貫しないが、耐性面では劣る。
シザークロス
れんぞくぎり
とんぼがえり
一致技の強化と共に、水と鋼が弱点から等倍になる。
がんせきアックス
ストーンエッジ
いわなだれ
がんせきふうじ
一致技の強化。弱点は増えるが、耐性も増える。
テラバースト解説
テラバースト解説
つじぎりいたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト劣悪な耐性が一気に強化されるが、攻撃範囲はフェアリーが射程に入る程度。
テラバースト一致技の通りにくい格闘への有効打を得る。鋼が一貫する。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察

物理アタッカー型

特性:きれあじ
性格:いじっぱり/ようき
努力値:A252 S252 or 各種調整
持ち物:きあいのタスキ/こだわりスカーフ/とつげきチョッキ/いのちのたま/ラムのみ/こだわりハチマキ
確定技:がんせきアックス
優先技:シザークロスorれんぞくぎり/インファイト
攻撃技:つじぎり/とんぼがえり/でんこうせっかorフェイント/くさわけ/ダブルウイングorつばめがえし/ロックブラスト
変化技:つるぎのまい/こうそくいどう
テラスタイプ:草/水/虫/地面

種族値に沿ったアタッカー型。きれあじにより、一致技の火力をさらに強化する。
有用な変化技をあまり覚えないので、とつげきチョッキを持たせてのフルアタ構成も十分可能。

  • 調整例
    H172 A252 B4 D12 S68:くさわけ1回で最速ガブリアス抜き。

相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対バサギリ

注意すべき点
攻撃力の高さが特徴。防御やすばやさもそれなりで、無駄のない種族値配分である。
サブウェポンも充実しており、一致技半減の格闘や鋼に対しても弱点を突けるなど、大半のポケモンに打点がある。
弱点も水・岩・鋼と少なく、岩以外はサブウェポンとしてはマイナーなので、一撃で倒されることが少ない。
専用技のがんせきアックスは攻撃しながらステルスロックを撒く非常に強力な技で、ちょうはつなども無意味。こちらのタスキやがんじょうは意味をなさなくなる。
対策方法
特殊耐久は平均以下。ハイドロポンプやラスターカノン、パワージェムなどの特殊技で弱点を突けばだいたい一撃で倒せる。
一般的な物理アタッカー対策として、火傷にするのも有効。
+  対策ポケモンの例

外部リンク