ミュウ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
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ミュウ

No.151 タイプ:エスパー
特性:シンクロ(どく、まひ、やけど状態にさせられると相手も同じ状態になる)
体重:4.0kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
能力比HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ミュウ100100100100100100600シンクロ
ミュウツー1061109015490130680プレッシャー/きんちょうかん

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)むし/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)かくとう/エスパー
いまひとつ(1/4)---
こうかなし---

初代幻のポケモン。ポケモンHOMEで解禁。
専用技は持たないものの、全てのわざマシンを使えるのが特徴。
種族値はオール100と平坦、単エスパーという平凡なタイプながら、その性質からミュウでしか不可能な技構成が多数存在する。

一方でアタッカーとしては技範囲こそ広いが火力不足で、特に禁止級解禁ルールではミュウツー等の伝説に比べ中途半端さが否めない。
そのため、サポートや起点作成など、豊富な変化技の活用が鍵となる。
「へんしん」をはじめ、バトンタッチ、ステルスロック、アンコールなど、有用な技を多数習得し、その技の豊富さから型も非常に読みづらい。
変化技が主体になる以上ちょうはつに弱いが、スカーフトリック、ちょうはつ読み攻撃技なども組み込めるため、型が割れるまでは画一的な対処はされにくい。

第九世代では技マシン化したりゅうせいぐんやてっていこうせん、御三家専用技などを習得した。
特に各種ちかい技を扱えるのは大きく、ダブルバトルでは読まれにくい起点要員としての運用が見込める。

HOMEを経由してSVに転送する際、過去作で覚えている技がすべてレベル技に置き換わる(内部データでは保存されている)。
特にXD技のねこだましは非常に貴重な技であるため、可能であればこれ以外の個体を使いたい。
通常個体のミュウは、ピカブイのセーブデータがあればBDSPの序盤にあるソノオタウンで比較的容易に確保可能。性格・個体値の厳選も可能。

2023年9月1日~9月18日、SVで合言葉配布が行われた。
テラスタイプはランダムで、従来通り個体値は3V確定。
習得技はスピードスター・ひかりのかべ・いのちのしずくが固定で、残り1枠はテラスタイプに応じた特定の技マシン技になる。



特性考察

シンクロ
第2特性や隠れ特性はなく、これのみ。
相手から毒・麻痺・火傷にさせられると相手にも移す。
型が読みにくいミュウに対しての様子見でんじはを牽制できる。

技考察

攻撃技

太字は特に有用なもの

タイプ物理技特殊技
 無 いかりのまえばさわぐ/ハイパーボイス
 炎 フレアドライブ/ほのおのパンチ/ニトロチャージだいもんじ/オーバーヒート/かえんほうしゃ/
ねっぷう/ほのおのちかい/ほのおのうず
 水 アクアブレイク/たきのぼり/クイックターンハイドロポンプ/なみのり/ねっとう/みずのちかい
 電 かみなりパンチ/ワイルドボルト10まんボルト/かみなり/ボルトチェンジ
 草 タネばくだん/タネマシンガン/グラススライダーリーフストーム/くさむすび/ギガドレイン/
エナジーボール/くさのちかい
 氷 ゆきなだれ/れいとうパンチ/つららばり/アイススピナーれいとうビーム/ふぶき/こごえるかぜ
 闘 インファイト/かわらわり/けたぐり/ドレインパンチ
はやてがえし
はどうだん/きあいだま/しんくうは
 毒 どくづき/ダストシュートヘドロばくだん/アシッドボム
 地 じしん/10まんばりきだいちのちから
 飛 ブレイブバード/つばめがえし/ダブルウイング/アクロバットぼうふう/エアスラッシュ/エアカッター
 超 サイコファング/しねんのずつきサイコキネシス/サイコショック/アシストパワー
 虫 きゅうけつ/とんぼがえり/とびかかる/むしくいむしのさざめき/かふんだんご/むしのていこう
 岩 いわなだれ/ストーンエッジ/がんせきふうじ/ロックブラストげんしのちから/パワージェム
 霊 ポルターガイスト/ゴーストダイブ/シャドークローシャドーボール/たたりめ/ナイトヘッド
 竜 ドラゴンクロー/げきりん/ドラゴンテール/スケイルショットりゅうせいぐん/りゅうのはどう
 悪 イカサマ/はたきおとす/かみくだくあくのはどう/バークアウト
 鋼 アイアンヘッドてっていこうせん/ラスターカノン
 妖 じゃれつくマジカルシャイン/ミストバースト/ドレインキッス

変化技

変化技効果習得方法解説
へんしん相手コピーLv耐久・素早さともにメタモンより高い。採用する場合、努力値振りはHPを意識すると良い。
メタモンと異なり普通の技との共有、様子を見てからのへんしんも可能。
攻撃未考慮でもアタッカーになり得るほか、相手の技構成の確認もできる。
テラスタルしたオーガポンテラパゴスには変身できないので注意。
ふういん相手技封印Lvふういんの後にへんしんをすることで相手の技をわるあがきにできる。
ミラータイプ相手タイプコピーLvタイプを変えて弱点を変えることで、ミュウツーと共通の対策を覆す。
仮想相手を待つよりもダブルでの味方を考える方が確実的。
バトンタッチ能力引継Lv非常に豊富な変化技を引き継げる。
いのちのしずく味方HP1/4回復Lvダブル向けの回復技。シングルでの回復量は物足りない。
ねむるHP全回復+眠り技085ねむカゴに。
トリック道具入替技109スカーフトリックに。
スキルスワップ特性入替技098かたやぶり系やこおりのりんぷん?など強力な特性持ちに使って弱体化させ、こちらを強化する。
ふとうのけんを奪えばこちらのAが上がる。いかくの再発動などにも。
シンクロを渡した相手にうっかり状態異常技を使わないよう注意。
ほえる強制交代技172起点化防止や、状態異常撒きなど。ぼうおんに無効化される。
ちょうはつ変化技禁止技087ミュウ自体ちょうはつに弱いため、S100を活かし先にちょうはつを入れる。
うらみPP削り技177りゅうせいぐん・ストーンエッジなど、強力だがPPが少ない技を削る。
くろいきり能力リセット技174敵の積みを台無しにしたり、味方のインファイトやりゅうせいぐんなどのデメリット解消に。
状態異常
でんじは(マヒ)/おにび(火傷)/どくどく&どくびし(猛毒)
積み技:バトンタッチで引き継げる
つるぎのまい(攻撃↑↑)/てっぺき(防御↑↑)/わるだくみ(特攻↑↑)/ドわすれ(特防↑↑)/こうそくいどう(素早↑↑)
ビルドアップ(攻撃↑防御↑)/りゅうのまい(攻撃↑素早↑)/めいそう(特攻↑特防↑)
相手の弱体化
あまえる(攻撃↓↓)/かいでんぱ(特攻↓↓)/うそなき(特防↓↓)/こわいかお(素早さ↓↓)
場作り:ミストバーストで退場できる
トリックルーム/ステルスロック/まきびし/どくびし/おいかぜ/じゅうりょく
リフレクター/ひかりのかべ/あまごい/にほんばれ/すなあらし/ゆきげしき
エレキフィールド/グラスフィールド/サイコフィールド/ミストフィールド

テラスタル考察

攻撃技の候補が非常に豊富なので、主な技はここに記載せず、技考察・攻撃技の項を参照とする。

タイプ解説
ゴースト無効。
火傷無効。
解説
麻痺無効。
粉技無効。
解説
対悪。
毒・猛毒無効。
解説
解説
一致技の強化。耐性は悪い。
解説
解説
解説
解説
いたずらごころ耐性の獲得。
解説
対悪。
ステラ元のタイプのままテラスタルする。各タイプの攻撃技を1度だけ強化可能。
打ち分けが得意なミュウには非常に相性が良い。
へんしんで他の技を覚えると、補正が1度だけというデメリットを克服しやすい。
ただしステラテラスタル後にへんしんを使うと失敗する仕様があるので、タイミングに注意。

型考察

場作りサポート型

性格:ずぶといorわんぱくorおくびょうorひかえめ
努力値:HP252 素早252or防御252or特攻252
持ち物:メンタルハーブ/きあいのタスキ/だっしゅつボタン/レッドカード/ひかりのねんど
場作り技:トリックルーム/おいかぜ/ステルスロック/天候技/フィールド技/リフレクター/ひかり
退場技:ミストバーストorとんぼがえりorボルトチェンジorクイックターン
攻撃技:いかりのまえば/サイコキネシス/上記の攻撃技一覧から選択
変化技:おにび/でんじは

場作りをメインとした型。
覚えられる技が豊富なので、場作り後にとれる行動も非常に多い。パーティ全体でより有利になるものを選択するといいだろう。

積み物理型

性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:ラムのみorいのちのたま
確定技:つるぎのまいorりゅうのまいorビルドアップ
優先技:じしん/アイススピナー
攻撃技:サイコファングorしねんのずつき/インファイト/ドレインパンチ/ポルターガイスト/上記の攻撃技一覧から選択
変化技:バトンタッチ/へんしん/ちょうはつ/どくどく

ミュウツーもわるだくみを習得するため、特殊アタッカーとしての差別化は難しい。
よってミュウツーが覚えない物理面の積み技を搭載し、物理アタッカーを目指す。

伝説戦で通りがよく、抜群範囲も優秀な「地面&氷」の組み合わせが一般的。
一致エスパー技は威力と通りがいまひとつのため必須ではない。
ほかには、範囲が優秀な「ゴースト&格闘」や、追加効果が優秀なドレインパンチなど。
積んでからのリターンが最大限になるよう、なるべく高威力の技を選択したい。

苦手な相手は後続にバトンタッチするか、へんしん、テラスタルで対応。

スカーフへんしん型

性格:せっかちorむじゃきorおくびょう
努力値:HS252 
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:へんしん
攻撃技:イカサマ/いかりのまえば/上記の一覧から選択
変化技:トリック

こだわりスカーフによる高速へんしんで、相手の技を見るのが主な役割。
技構成からある程度道具も推測できる。
また、へんしん先によってはそのままスカーフにより先手攻撃が可能。

耐久ポケモンはスカーフトリックで機能停止させることができる。
ドヒドイデなど低HPでB/Dに頼っている耐久ポケモンにへんしんできれば、HPは100族のままなので、高い耐久も得られる。

攻撃技は技範囲が広いが火力は低めなので、弱点を突きやすいものを優先してパーティと相談。
HP252でようきガブリアスのじしんくらいなら2発耐えて返り討ちにできる。

バトン型

性格:ようきorおくびょうorわんぱくorずぶといorしんちょうorおだやか
努力値:HP/防御/特防/素早さ調整
持ち物:オボンのみ/メンタルハーブ/じゃくてんほけん
確定技:バトンタッチ
積み技:つるぎのまい/てっぺき/わるだくみ/ドわすれ/こうそくいどう/ビルドアップ/りゅうのまい/めいそう
選択技:でんじは/みがわり
攻撃技:イカサマ/いかりのまえば/上記の攻撃技一覧から選択

ミュウならではの個性と長所を活かせる型。
より取り見取りの積み技の中で、どれを選ぶかはパーティと相談となるだろう。
いざという際に自分で攻撃できるように、攻撃技は最低1つは入れるべし。

積む隙はでんじはで作る。
ミュウ自体がちょうはつを受けやすいので注意すること。

【ダブル】へんしん型

性格:ようき/おくびょう
努力値:HP252 素早さ252
持ち物:オボンのみ/ラムのみ/メンタルハーブ
確定技:へんしん
優先技:まもる/マジックコート/ふういん
選択技:サイコキネシス/しんぴのまもり/てだすけ

剣王ザシアンなどを相方にし、上昇した能力ごと相方をコピーする。

過去世代のバトルレジェンドでの主な使用率によると、
道具:オボンのみ(44%)、ラムのみ(24%)、たべのこし(12%)

【ダブル】ひるみ型

性格:ようき
努力値:HP252 素早さ252
持ち物:おうじゃのしるし/メンタルハーブ
確定技:こごえるかぜ/いわなだれ
選択技:まもる/いかりのまえば/てだすけ/スキルスワップ

こごえるかぜで相手2体の素早さをダウンさせ、いわなだれの2体攻撃でひるみを狙う。
こちらの相方もいわなだれを使えば、かなりの確率でひるませることができる。
ワイドガードには注意。

調整例
しんちょうH252-A4-B60-C0-D156-S36 @オボンのみ
B:いじっぱりカイリューまでのげきりん超高乱数2耐え
D:いのちのたまミュウツーのシャドーボール、しらたまパルキアのハイドロポンプ2耐え
 こだわりメガネラティオスのりゅうせいぐん2耐え
 無補正カイオーガのしおふき、補正有ディアルガのこだわりメガネりゅうせいぐん耐え
S:最速バンギラス抜き

相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。


対ミュウ

注意すべき点
全てのわざマシンの技を習得可能。
加えて自力で豊富な変化技を習得するため、状態異常付与や場作りなど非常に型が多く、初見ではまず何をしてくるか分からない。
全てのタイプのわざを習得できて積み技も多く覚えるので、アタッカーとしても脅威を発揮することがある。
「ふういん→へんしん」のコンボを喰らうと「たたかう」を選択した時点でわるあがきになってしまう
変身されたら絶対にそのまま「たたかう」ボタンを押さず、控えと交代すること。
対策方法
根本的にはタイプ・特性・種族値共に平凡なエスパー単タイプ。
素の最大火力はみらいよちを除けばサイコキネシス止まりで、積み技が無ければさほど脅威ではない。
変化技を全く覚えていない個体はまずいないため、より速いポケモンやいたずらごころ持ちによるちょうはつが有効。

外部リンク