レイスポス - ポケモン対戦考察まとめWiki｜最新世代（スカーレット・バイオレット）

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ポケモン対戦考察まとめWiki

バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
サイト名をポケモン対戦考察まとめWikiからポケモン育成考察Wikiに変更しました。
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レイスポス

No.0897 タイプ：ゴースト
特性：くろのいななき（相手を倒すと特攻が上がる）
体重：44.5kg（けたぐり・くさむすびの威力60）

第八世代の準伝説であり、単ゴーストタイプ。
禁止級伝説であるバドレックスをフォルムチェンジさせるのに必要だが、レイスポス自身はランクバトルにも出場可能。

性能は典型的な速攻特殊アタッカーで、特攻・素早さの数値は禁止級伝説のムゲンダイナと同値。
種族値だけ見ればゲンガーの完全上位互換であり、HPのお陰で耐久もそれなりにある。
専用特性のくろのいななきは敵を倒すと特攻が上がる、じしんかじょうの特攻版。
火力増強のめいそう、わるだくみと積み技も備えており、特殊技による抜き性能に特化している。

しかしサブウェポンが非常に乏しいという重大な問題を抱えている。
またタイプ一致補正や特殊な仕様を除けば威力100を超える特殊技がはかいこうせんしかなく、思ったほどの火力を出せないことが多い。
第九世代ではドレインキッスとサイコキネシスを習得し、若干技範囲が改善された。
ただしドレインキッスは威力50と積まなければ火力不足であり、苦手なあく相手の有効打とするには不安が大きめ。

変化技については当初はほぼ変化が無かったが、藍の円盤でいたみわけ、のろいを新規習得。
耐久ベースにする際に貴重な回復リソースと、技範囲の狭さを補う定数ダメージ兼自主退場手段を獲得した。

サブウェポン不足を補えるテラスタルとの相性は抜群であり、かくとうテラバーストと一致ゴースト技の範囲は極めて優秀。
Hゾロアークや一部タイプ[1]にテラスタルしたきよめのしおキョジオーン以外の全ポケモンに等倍以上をとれる。
第九世代で増えた強力な悪タイプへの対抗策にもなる。

新ポケモンでは上から高火力で一致弱点をついてくるハバタクカミやパオジアンが天敵となる。

特性考察

くろのいななき

第二特性や隠れ特性はなく、これのみ。敵を倒すたびに特攻が1段階上昇する。
じしんかじょうの特攻版と言える性能で、相手を倒せば抜き性能を高められる。
発動後の抜き性能はかなり高いものの発動前の火力に欠けるため、如何に初動で相手を抜くかが鍵となる。

技考察

テラスタル考察

型考察

特殊アタッカー型

特性：くろのいななき
性格：おくびょう/ひかえめ
努力値：CS252
持ち物：きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりメガネ/こだわりスカーフ/ラムのみ
確定技：シャドーボール
選択技：サイコキネシス/マッドショット/はかいこうせん/あくのはどう/イカサマ/テラバースト(妖・闘)
変化技：おにび/ちょうはつ/みがわり/わるだくみ/かなしばり
テラスタイプ:霊/悪/闘/妖/無

種族値に沿った特殊アタッカー型。
特性のおかげで抜き性能は高いが、素のままだと一致技の威力の関係上火力はそこまで出ない。技範囲が狭いのも難点。
上手くわるだくみを積むなど、運用には多少工夫が必要になるだろう。

試合開始前にレイスポスが見えている時点で、相手は何かしらの全抜きストッパーを選出する可能性が高く、試合序盤でのレイスポス全抜きは困難。
極端に貧相な技ラインナップであるため撃破後にも交代を強いられることも多く、死に出しでバンギラスやGファイヤーなどを繰り出されると苦しい。
相手のレイスポス対策を先読みして展開していくか、中盤から終盤にかけての一掃を任せるか、よく考えて立ち回ること。

耐久ベース型

特性：くろのいななき
性格：おくびょう
努力値：Sを高めにしつつHBD調整(下記参照)
持ち物：たべのこし/オボンのみ
確定技：シャドーボールorたたりめ/めいそうorわるだくみ/おにび
優先技：ちょうはつ/みがわり
選択技：サイコキネシス/マッドショット/あくのはどう/バークアウト/イカサマ/かなしばり
テラスタイプ:霊/悪/闘/妖/無

Cは無振りでも特化ドラパルト程度にはあるので、高い素早さとそこそこ高い特殊耐久を活かして耐久ベースで使う型。
物理はおにびで誤魔化しつつ、特殊相手にはめいそうを積む。
ちょうはつかみがわりを持たせることで、先発の起点要員に対して強く出られるようになる。

ノーマルおよび悪タイプ対策に何か攻撃技も入れたくなるが、火力を削って耐久に回している都合上、ゴースト半減以下は通常の型より更に苦手になっている。
無理にレイスポスでどうにかしようとするより、素直に交代したほうがいい。

Hに124振ることでHP実数値が191となり、天候などの定数ダメージの効率的に最も無駄がなくなる。オボンを持たせる場合などに。
みがわりを多用する場合などたべのこしの最大効率の16n+1を狙う場合、Hに140振れば実数値193になる。BやDに厚く振る場合はH12振りで実数値177。

相性考察

特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3～4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。

対レイスポス

注意すべき点

ゴーストでは最高クラスの特攻と130族の素早さを持つ。
相手を倒すたびに特攻を上げるため、パーティにゴーストの一貫性があると全抜きされる可能性がある。
特殊耐久は高めで、無振りでも一致等倍や不一致弱点程度なら耐えてくる。

対策方法

技範囲がひどく狭いため、まずは悪やノーマルを選出して安易な全抜きを防ぐことが重要。
また特殊な条件抜きのタイプ一致最大火力が威力80のシャドーボールなので、ランク上昇がない状態であればそこまで火力はない。

技があまりに貧相なこともあり、おにびやちょうはつ、かなしばりなどの搦め手を持っていることも多い。
ゴリ押すためにわるだくみやめいそうで能力を上げてくることもあるため、高火力で素早く処理すること。

高耐久かつ悪タイプのバンギラスに対してはおにびか低火力のマッドショット/ドレインキッスくらいしか有効打がないため、対策としてはかなり有効。
わるだくみを積む隙を与えないように速攻で処理したい。
素早さで上回り弱点を突けるパオジアンも有効。ハバタクカミは後出し時にめいそうを積まれると厳しい。
高特殊耐久を持つGファイヤーでも簡単に止められる。

外部リンク

• レイスポス - ポケモン百科事典