カラミンゴ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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カラミンゴ

No.0973 タイプ:ひこう/かくとう
通常特性:きもったま(ゴーストタイプにノーマル・かくとうタイプの技が当たるようになり、更に相手の特性「いかく」の効果を受けない)
     ちどりあし(混乱したとき回避率が上がる)
隠れ特性:きょうえん(登場した時に味方の能力変化をコピーする)
体重  :37.0kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
カラミンゴ8211574756490500きもったま/ちどりあし/きょうえん
ルチャブル7892757463118500かるわざ/じゅうなん/かたやぶり
Gサンダー90125908590100580まけんき
きもったま闘HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値
カラミンゴ8211574756490500
Hジュナイパー8811280959560530

通常時はねやすめ使用時
ばつぐん(4倍)------
ばつぐん(2倍)でんき/こおり/ひこう/エスパー/フェアリーひこう/エスパー/フェアリー
いまひとつ(1/2)くさ/かくとう/あくむし/いわ/あく
いまひとつ(1/4)むし---
こうかなしじめん---

第九世代で登場したひこう×かくとう複合。同複合のルチャブルの攻撃と素早さを入れ替えたような種族値配分になっている。
攻撃が高めで他には概ね均等に配分した形で、高速アタッカーとして運用するには激戦区の100族に届かない素早さが惜しい。
一方で特性は優秀で、格闘の一貫性を高めるきもったまと、ダブル専用の固有特性きょうえん?を持つ。

きもったまは現時点でほかにHジュナイパーしか持たない希少特性。
いかく無効化も重要だが、特にトップメタであるサーフゴーの弱点を突ける点が嬉しい。
一致技が相性補完に優れていることもあって、簡単には止まらないエースとしての活躍が期待できる。

きょうえん?は相方の能力変化をすべてコピーするという、シンプルながら強力な効果。
はらだいこやりゅうのまいなど、強力な積み技を持つポケモンとのセット運用で真価を発揮する。

短所として、ダブル専用の特性を持つにもかかわらず範囲攻撃技を一切覚えない。
耐久は並を少し下回る程度のため、折角積み技をコピーしても、耐久面を上げていないと割と容易に落とされてしまう。
このゆびとまれ等でサポートしたり、逆にそれを利用して攻撃を集めてまもるでかわし、その間に相方に暴れさせたりといった工夫が必要。
シングルの抜きエース採用の場合も素の性能の半端さは無視できないので、下準備の段階で妨害されないよう、サポーターは慎重に選択したい。

碧の仮面ではダブルウイングを習得。タスキを持ちながら使えるひこう技として新たな選択肢になりうる。

藍の円盤では新たにはやてがえしとがむしゃらを習得。特にがむしゃらは低い耐久を逆に活かしやすく、きもったまとの相性抜群。加えてHジュナイパーはがむしゃらを習得しないので、大きな差別点になる。



特性考察

きもったま
ノーマルかくとう技がゴーストに等倍で通るようになり、いかくの影響を受けない。
きもったま格闘+飛行を両方半減以下にできるのは飛毒超妖のいずれかを複合した電気タイプのみ。
複合の格闘弱点をゴーストで消しているヤミラミミカルゲユキメノコHゾロアークサーフゴーや、
キョジオーンなどゴーストテラスタルの採用率が高めの相手にも構わずかくとう技を選べる。
またおにび対策のからげんき、かげうちより速いフェイントもゴーストに通るようになる。いかく無効も嬉しい。
シングルではきょうえん?が無意味なのでこれで確定。ダブルでも想定する運用によってはこちら。
ちどりあし
混乱中は相手から受ける技の命中が0.5倍される。
ダイマックスの廃止で必中技を受ける機会が減ったため、回避できる状況自体は増加している。
しかし混乱による3割の自傷+行動不能を防ぐ効果はないため不安定であり、あばれるなど自力で混乱する技を習得しないため能動的に活かすのもほぼ不可能。
そもそも環境に混乱付与が少ない上、仮に対面したところでこの特性がメタになるわけでもない。
他の特性がカラミンゴの個性として優秀、かつ汎用性も高いので、基本的に候補外。
きょうえん
隠れ特性にして専用特性。ダブル専用。場に出た際に、味方ポケモンの能力変化をコピーする。
採用理由に直結する強力な特性で、味方の積みを自身にも波及させることで効率を倍増させる。
いかく等によって低下した能力までコピーしてしまう点には注意が必要。
活用法は型考察の【ダブル】能力引継ぎ型を参照。

技考察

物理技タイプ威力命中効果解説
ブレイブバード120(180)100反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動が痛い。
アクロバット55/110
(82/165)
100道具消費後
威力2倍
タイプ一致技。消費アイテムとあわせて。
ダブルウイング40*2
(60*2)
90-タイプ一致技。タスキと両立できる。たまに外れる。
ゴツゴツメットやさめはだなどにも注意。
インファイト120(180)100BD↓タイプ一致技。火力・命中共に申し分ないが、耐久が下がる。
ローキック65(97)100素早さ↓100%タイプ一致技。追加効果が優秀。きもったまなら無効タイプなし。
じごくづき801002ターン音技封じ対エスパーやラウドボーンに。みがわりと相性がよい。
とんぼがえり70100自分交代対超。攻撃しつつ撤退。
フェイント30100優先度+2唯一の先制技。他の先制技にも先制できる。
きもったまならゴースト相手にも撃てる。
はやてがえし65(97)100優先度+3
怯み100%
先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。
がむしゃら-100-藍の円盤にて習得。低耐久を活かせるがタスキは必須。
きもったまならゴースト相手でも遠慮なく放てる上にフェイントも習得するので相性は良い。
特殊技タイプ威力命中効果解説
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
きょうえんの場合、引き継いだ能力によって物理技か特殊技かが左右される。
変化技タイプ命中解説
ちょうはつ100ステルスロック等の対策。最初に出す場合あると便利だが、そこまで速いわけではない点には注意。
つるぎのまい-攻撃を強化。積む隙は少ない。味方でおいかぜや麻痺撒き等のサポートがあると良い。
おいかぜ-サポート用。味方の素早さ強化。
みがわり-状態異常や一撃必殺の対策に。すりぬけや音技に注意。
みきり-ダブル用。基本技。ふういんされづらい。
ワイドガード-ダブル用。全体攻撃を防ぐ。まもると違い連続使用で失敗しない。
ファストガード-ダブル用。先制技を防ぐ。まもると違い連続使用で失敗しない。タマゴ技。
+  採用率の低い技

テラスタル考察

タイプ主な技解説
フェイント
メガトンキック
からげんき
きもったまならゴーストに対して攻防ともに有利になる。
フェイントで微妙なSを補える部分も◯
呼びやすくなる格闘は飛行技で返り討ちにできる。
テラバースト火傷が利かなくなり、氷とフェアリーも半減に。
アクアブレイク
ひやみず
電気が一貫するが、草には飛行技で弱点を突ける。
テラバースト対飛行。麻痺対策にも。
テラバーストいやらしい草の補助技無効。氷と飛行は一貫しているので注意。
テラバースト対飛行。特に一致技を両方半減する電気×飛行複合に有効。
耐性の悪さは気にならない。
インファイト
きしかいせい
けたぐり
ローキック
一致技の威力上昇。特性きもったまと相性が良い。
テラバースト一致技を両方半減するデデンネに。エスパーが一貫する。
テラバースト電磁波・ボルトチェンジを無効化。一致技を両方半減するストリンダーに。氷が一貫する。
ブレイブバード
アクロバット
ぼうふう
エアスラッシュ
テラバースト
一致技の威力上昇。有効だがカラミンゴでやる意味合いは薄い。
テラバースト一致技を両方半減するストリンダーに。
とんぼがえり
とびつく
テラバースト
対エスパー。飛行が一貫する。
テラバースト対飛行。特に一致技を両方半減する電気×飛行複合に有効。
耐性の悪さは気にならない。
テラバーストノーマルタイプの先制技を警戒するなら。対ゴースト性能は不安定になる。
テラバースト氷とフェアリーが一貫する。対ドラゴンも基本的に氷で十分なので、優先度は低い。
じごくづき攻防共にエスパーに有利。特に一致技を両方半減するAライチュウに。
フェアリーが一貫する。いたずらごころ耐性の獲得。
テラバースト対フェアリー。電気以外の弱点を半減するが、素の耐久が低いので活かしづらい。
テラバースト一致技と範囲が被る。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。

型考察

きもったま型

特性:きもったま
性格:ようき/いじっぱり
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ/こだわりスカーフ
確定技:インファイト/ブレイブバードorダブルウィング
選択攻撃技:アクアブレイク/じごくづき/とんぼがえり/フェイント/がむしゃら
選択変化技:ちょうはつ/つるぎのまい/こうそくいどう

きもったまによる一貫性を活かして普通に殴る型。ゴーストで止まらないインファイトが強み。
アタッカーとしては素早さが平凡なので、こうそくいどうや味方のおいかぜなど、何かしら先手を取る工夫が欲しいところ。

【ダブル】能力引継ぎ型

特性:きょうえん
性格:ようき/いじっぱり
努力値:HAS調整
持ち物:おんみつマント/ラムのみ
確定技:けたぐりorインファイト
選択攻撃技:ブレイブバード/じごくづき/アクアブレイク/フェイント
選択変化技:みきり/ワイドガード/ファストガード/はねやすめ/ちょうはつ

相方の能力変化をコピーするコンボ型。
どのポケモンと組ませるか、よく考えておく必要がある。

タイレーツと組ませる際はマジカルシャインが一貫するので、ワイドガードを入れておくと安定感が増す。
タイレーツ側はゴーストタイプに対する有効打が無いため、こちらのじごくづきで応戦してやることもできる。

しれいとう?シャリタツヘイラッシャの能力上昇は通常コピーできないが、
シャリタツにあらかじめどくどくだまやくろいヘドロなどを持たせ、ヘイラッシャよりも先にひんしにすればコピーできるようになる。

ほかにはナマズンのりゅうのまいもコピー元の候補になる。
上記3体は特性のおかげでいかくに強くなれるのもポイント。

初手でハリテヤマイッカネズミを同時に繰り出し、はらだいこorおかたづけのコピーによる二択を迫る手もある。

インファイトは強力だが折角上げた耐久能力を下げるのは惜しいので、けたぐりの採用も手か。


相性考察

  • ヒートロトム
    カラミンゴのエスパー以外の弱点を全て半減。
    タイプの補完だけでなく攻撃面での補完も優秀で、互いの苦手な相手に強め。
  • バンギラス
    フェアリーが一貫するものの、エスパー無効、飛行半減。こちらは地面、格闘、草、虫が半減以下で受けられる。
    一貫するフェアリーには鋼タイプなどで対策したい。
    カラミンゴが高い抜き性能を持つのに対し、バンギラスは対面性能が高い。攻めの補完としても良好。
  • ジバコイル
    カラミンゴの弱点が全て半減以下。カラミンゴはほのお以外のジバコイルの弱点を半減以下に抑える。

対カラミンゴ

注意すべき点
特性きもったまを持ち、物理格闘ながらゴーストいかくで止まらない。
ダブルバトルではヘイラッシャシャリタツタイレーツなどと組んで能力値をコピーしてくる。
対策方法
耐久は平凡かつ素早さも飛び抜けて高くはないため、先手を取れて弱点を突けるアタッカーならそこまで脅威ではない。
ただしスカーフやタスキ、フェイントで行動回数を稼いでくることが多い点には注意が必要。
ヤドランなど物理耐久に優れるエスパーフェアリーなら弱点も突かれにくく安定しやすい。
汎用的な高速物理型の対策である麻痺や火傷も有効。
積み技やきょうえん?てんねんで無効化できる。

外部リンク