ハハコモリ - ポケモン対戦考察まとめWiki|最新世代(スカーレット・バイオレット)

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バトルの考察よりも育成論の記述が多くなり実態に合っていないという理由により、
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ハハコモリ

No.0542 タイプ:むし/くさ
通常特性:むしのしらせ(HPが1/3以下のときに虫タイプの技の威力が1.5倍)
     ようりょくそ(晴れの時に素早さが2倍になる)
隠れ特性:ぼうじん(天候によるダメージを受けない・粉系の技と特性「ほうし」を無効化)
体重  :20.5kg(けたぐり・くさむすびの威力40)
草/虫HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ハハコモリ7510380708092500ようりょくそ/むしのしらせ/ぼうじん
クルマユ556390508042380ようりょくそ/リーフガード/ぼうじん
145130485しんかのきせき無振り
161146517しんかのきせき全振り

ばつぐん(4倍)ほのお/ひこう
ばつぐん(2倍)こおり/どく/むし/いわ
いまひとつ(1/2)みず/でんき/かくとう
いまひとつ(1/4)くさ/じめん
こうかなし---

第五世代出身のくさ×むし複合。第九世代では唯一となる。
物理アタッカー気質の種族値だが、全体的にはバランス型の配分。
一致技の範囲が悪く、ほのおひこうどくはがねと実に4タイプに同時に半減されてしまう。
弱点も多い上にうち2つが4倍で、単純なアタッカーとして使うのは難しいと言わざるを得ない。

搦め手の得意なタイプ同士だが、草おなじみのやどりぎや粉技、ちからをすいとる等は一切覚えない。
もう一方の虫技は進化前限定のねばねばネットが起点作成に有用。
両壁、バトンタッチ+積み技などのサポート手段を利用し、サブアタッカーのサポーターとしての運用が基本となる。

第九世代では多数の有用な技を獲得しており、攻撃面ではタネマシンガン、けたぐり、トリプルアクセル。
サポートも兼ねた技としてとびかかる、はいよるいちげき、じごくづき、エレキネット、かふんだんご。
純粋な変化技もタマゴ技としてすりかえを覚えたほか、技マシンであまえるも習得。総じて大幅な強化が行われた。
失った技は数こそ少なくないが、有用なのはどくどく、いやしのすず、くさぶえ程度。

新要素のテラスタルについては劣悪な耐性をカバー、攻撃性能の向上も可能と相性は悪くない。
基本はエースに温存するのがセオリーだが、保険としてテラスタイプを整えておくとよいだろう。

なお、進化前のクルマユはしんかのきせきを持たせることで高い耐久力と高速再生を両立できる。
タイプの都合で純粋な耐久には向かないが、持ち物を競合せず、耐久の高めなサポーターとしての採用も視野。
テラスタルすると耐性もカバー出来るので、純粋に耐久型として持久戦を狙うことも可能になる。
ハハコモリとは習得技が一部異なる点には注意。

ハハコモリに進化させるとねばねばネットとじたばたを自力習得できず、藍の円盤のアップデート後も修正されていない。
そのため、過去作でハハコモリまで進化させた個体でサポート役を行う意義が大きく損ねられてしまっており、フルアタ型にするか、第九世代での育成し直しを推奨する。
なお、第七世代以前限定の二つ名とねばねばネット・じたばたは過去作からクルミル・クルマユのまま輸送すれば両立可能。



特性考察

むしのしらせ
虫技の威力を補強できる。タスキやみがわりとあわせれば発動も容易。
しかしHPが残り少ない状態で、半減されやすい虫技で抜いていくのは困難。
最大火力はとびかかる(80)止まりなので発動しても旨味は少ない。
晴れパ以外なら一応候補となるか。
ようりょくそ
晴れパで使うなら。無補正無振りでも最速150族や最速スカーフ80族あたりまで抜ける。最速ならブーストハバタクカミテツノツツミ抜きも可能。
発動すれば先手を取って行動出来るため、サポート型で使うのもあり。
アタッカー型はリーフィアメブキジカとの差別化を意識したい。
ひでり持ちとの対面で偶発的に発動することで、行動回数を確保できる場合もある。
ぼうじん
隠れ特性。粉技と天候ダメージを防げる。
砂パに対しタスキを保護しつつ岩・地面に一致弱点を突ける。
粉技はもともと無効だが、草以外にテラスタルしても無効化できるのは利点。

技考察

物理技タイプ威力
[しらせ]
命中効果解説
リーフブレード90(135)100急所ランク+1タイプ一致技。性能安定。
タネばくだん80(120)100-タイプ一致技。威力は控えめだが非接触。
タネマシンガン25(37)*2~5100-タイプ一致技。威力不安定だが、タスキやみがわりに強い。
くさわけ50(75)100素早さ↑100%タイプ一致技。素早さを補強。バトンもできる。
とびかかる80(120)
[180]
100A↓100%タイプ一致技。後続補助としても便利。
A特化むしテラスタル発動でHB特化チオンジェンを高乱数1発(93.8%)。
はいよるいちげき70(105)90C↓100%一致技。特殊の牽制に。
とどめばり50(75)
[112]
100相手を倒すと
攻撃↑↑↑
タイプ一致技。ロマン気味だが、爆発力は高い。
ようりょくそ型なら削れた相手を先制で落としやすい。
とびつく50(75)100素早さ↓100%タイプ一致技。起点作りに。
じたばた20~200100-タスキとあわせて。最高威力は一致技超え。
クルミル・クルマユ時レベル技。
シャドークロー70100急所ランク+1対ゴースト。鋼にも等倍。ゲンガーシャンデラ等に。
はたきおとす65/97100道具排除対ゴースト。追加効果が優秀。
どくづき80100毒30%フェアリーに。
つばめがえし60必中-対格闘。虫/飛行やウルガモスにも。
けたぐり20~120100-対氷・悪・鋼。威力不安定。唯一の格闘技。
トリプルアクセル20→40→60903回攻撃対草・飛・竜。相性補完に秀でている。
特殊技タイプ威力
[しらせ]
命中効果解説
リーフストーム130(195)90特攻↓↓タイプ一致技。連発には向かない。両刀・撃ち逃げ向き。
ソーラービーム120(180)100溜め攻撃タイプ一致技。晴れとあわせて。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
ギガドレイン75(112)100HP吸収タイプ一致技。回復効果付き。
むしのさざめき90(135)
[202]
100特防↓10%タイプ一致技。みがわり貫通。
かふんだんご90(135)100タイプ一致技。ダブルでは味方に使うと半分回復。ぼうだんで防がれる。
むしのていこう50(75)
[112]
100特攻↓100%タイプ一致音技。追加効果狙いで。ダブルでは全体攻撃。
エレキネット5595素早さ↓100%対飛行。追加効果狙いで。ダブルでは全体攻撃。
いとをはくとは素早さの低下量やタスキ削りで考える。
エアスラッシュ7595怯み30%対格闘。ようりょくそとあわせれば怯みを狙える。
テラバースト80<120>100-テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。
変化技タイプ命中解説
ねばねばネット-サポート用。相手後続の素早さ低下。飛行・ふゆうには無効。
クルミル・クルマユ時レベル技。
いとをはく95サポート用。対面した相手全体の素早さを大きく低下。
ようりょくそなら先手を取りやすい為、ダブルバトルで役立つ。
リフレクター-サポート用。味方の物理耐久を強化。
ひかりのかべ-サポート用。味方の特殊耐久を強化。
にほんばれ-ようりょくその発動に。積み技感覚で。
あまごい-ほのおダメージを抑えられるがそれでも2倍。雨パの起動に。
あまえる100相手の火力を大きく削ぐ。流し手段として。
つるぎのまい-攻撃を大きく強化。物理型の決定力向上。バトン可。
こうそくいどう-素早さ大きく強化。すなかき等を抜ける。バトン可。
めいそう-特攻・特防を補強。ギガドレインと相性が良い。バトン可。
てっぺき-防御を大きく強化。受けは難しいがバトン型の確定数ずらしに。
みがわり-補助技対策や、むしのしらせの発動に。バトン可。
バトンタッチ-積み技やみがわりとあわせて。
こうごうせい-回復技。晴れ下なら効果増大。
とびかかるとセットで扱うと安定する。
てだすけ-ダブル用。味方の火力を強化。
すりかえ100こだわり系とあわせて。

テラスタル考察

タイプ主な技解説
テラバースト
じたばた
解説
テラバースト対鋼。ようりょくそ発動時なら高速高火力になる。
テラバースト対炎。晴れと相性が悪い。
テラバースト
エレキネット
対飛行。マヒ耐性。自身は地面に強いので相性が良い。
リーフブレード
タネマシンガン
タネばくだん
リーフストーム
ソーラービーム
エナジーボール
ギガドレイン
一致技の強化。粉技耐性を維持できるが炎、毒、飛行、氷、虫が一貫する。
トリプルアクセル氷打点強化。耐性は劣悪になるので注意。
テラバースト
けたぐり
一致技が通らない鋼の有効打を得る。飛行の一貫注意。
テラバースト
どくづき
対草、フェアリー。呼ぶ地面、エスパーには元タイプの草、虫が刺さる。
一度引っ込めればどくびし回収にも。
テラバースト対炎、岩、鋼。抜群範囲の補完は良いが、飛行への有効打は無く、防御面では氷弱点が消えない。
テラバースト
つばめがえし
エアスラッシュ
解説
テラバースト対毒だが虫弱点は残る。特にメリットも役立たないか。
とびかかる
とどめばり
むしのさざめき
むしのていこう
一致技の強化。粉技が通ってしまうので注意。炎、岩、飛行が一貫する。
テラバースト対炎、飛行。攻守とも草・虫との補完に優れるが、岩タイプ自体は多弱点な点に注意。
テラバースト
シャドークロー
解説
テラバースト解説
テラバースト
はたきおとす
解説
テラバースト6つの弱点のうち飛行、氷、岩、毒、虫に耐性を得る。
炎は2倍だが、元の耐性的に地面と格闘は呼びにくい。
テラバーストドラゴンの有効打。格闘耐性も残るが、毒弱点が消えない。
ステラテラバーストタイプはそのままに、各技の威力を1度だけ強化する。

型考察

ねばねばネットサポート型

特性:ぼうじんorようりょくそ
性格:ようき
努力値:AS252orHS252
持ち物:きあいのタスキ/ひかりのねんど/半減実
確定技:ねばねばネット
選択物理技:はたきおとす/じたばた/トリプルアクセル/リーフブレード/とびつくorとびかかるorはいよるいちげき
選択特殊技:かふんだんご/ソーラービーム/エレキネット
選択変化技:いとをはく/ひかりのかべ/リフレクター/にほんばれ

ねばねばネット構築で採用されるサポート型。特にダブルバトルで活躍する。
ようりょくそ唯一のねばねば持ちで、晴れ始動しつつ素早さ逆転して上からの設置も可能。
ねばねば無効の飛行を強く呼ぶ点には注意。

他にも持ち物を無効化するはたきおとすや、対面の素早さをさげるとびつく、両壁などサポートと相性の良い技は多い。
退場手段はバトンタッチかリーフストーム+だっしゅつパックのみで、技スペや持ち物の制約を考えると採用は厳しい。

物理アタッカー型

特性:ようりょくそorむしのしらせorぼうじん
性格:いじっぱりorようき
努力値:AS252
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/こだわりスカーフ/こだわりハチマキ/いかさまダイス
確定技:リーフブレードorタネマシンガン/とびかかる 
攻撃技:じたばた/はたきおとす/けたぐり/つばめがえし/トリプルアクセル
変化技:ねばねばネット/こうそくいどう/つるぎのまい/こうごうせい/みがわり/バトンタッチ/すりかえ
テラスタイプ:草/水/鋼/電

基本的な物理アタッカー型。
一致技の範囲が狭く弱点も多いが、草や地面は1/4にできるため、相手を選んで戦う。
タネマシンガンはいかさまダイスとセットで。トリプルアクセルも全弾当たる。

ようりょくそならSは調整程度でも良いが、ブーストハバタクカミテツノツツミを抜ける最速もあり。共に珠リーフブレードで確1。

ぼうじんなら砂パに強く出られる。タスキとの相性も良い。
1舞リーフブレードでH振りバンギラスを確1。B特化カバルドンは確2、珠で確1。

じゃくてんほけんバトンタッチ型

特性:ぼうじんorようりょくそorむしのしらせ
性格:ずぶといorおだやか
努力値:H252 BorD252
持ち物:じゃくてんほけん
確定技:バトンタッチ/こうそくいどう
選択技:各種攻撃技/ひかりのかべ/リフレクター/みがわり/こらえる

弱点の突かれやすさを利用してじゃくてんほけんを発動し、こうそくいどうを積んでACS2段階上昇をバトンする型。
4倍弱点はどうしようもないが、2倍弱点はテツノツツミのフリーズドライくらいならH振りのみで軽く耐える。
他の水ポケモンの氷技、地面や格闘のサブの岩技ならもっと余裕で発動でき狙いやすい。 S調整して先手で壁を張るのも手。
ちょうはつや流し技等のバトン対策には総じて弱いので注意。


相性考察

ヒードランとは互いの弱点を補い合える。
ねばねばネットや両壁の他、にほんばれやグラスフィールドも相性が良い。


対ポケモン名

注意すべき点
ねばねばネットや両壁、積み技バトンなどサポートに長ける。
ちょうはつしてもはたきおとすやとびかかるで妨害されるので油断は禁物。
素でも90族や霊獣ランドロスを抜けるSを持ち、晴れ下では更に倍速化する。
対策方法
4倍弱点が2つ。特に飛行はねばねばネット無効で後出しもしやすい。
アーマーガアなら一致サブ全て等倍以下、とびかかる等の追加効果も跳ね返せる。
ようりょくそやタスキにはいたずらごころや先制技、連続技が有効。

外部リンク