ポケモン対戦考察まとめWiki
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カットロトム
No.0479 タイプ:でんき/くさ 特性:ふゆう(地面タイプの技を受けない) 体重:0.3kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
ロトム:ゴースト ヒート ウォッシュ フロスト スピン カット
FCロトムの一角で、でんき×くさ複合。フォルム専用技はリーフストーム。
耐性の悪いくさ複合とあって弱点・耐性ともに4とロトムとしては今ひとつだが、粉技を無効にできる。
第九世代ではキノガッサの復帰もあってこの点は大きく、かたやぶり+じめんも等倍に抑えることが可能。
相性補完はそこそこ優秀で、でんきが無効のじめんにはリーフストーム、くさ半減のひこうにはでんきで抜群を取れる。
一方で半減範囲についても少々被り気味。くさ、ドラゴンには双方半減されてしまう。
不利な相手はボルトチェンジで退くことも考慮したいが、中途半端な素早さから予定外の削りを受けがちな点は忘れずに。
第八世代までは固有の複合だったが、第九世代ではLAで追加されたHマルマインが対戦環境に登場。
素早さで圧倒的に差をつけられているものの、習得技や特性の違いで差別化は容易。
新規習得技はナイトヘッドとテラバーストのみ。藍の円盤でエレキネット、いたみわけを再習得した。
テラスタルの登場で、突然地面タイプに変更されてボルトチェンジを無効化されやすくなった点はやや逆風。
とはいえリーフストームで抜群を取れ、ウォッシュロトム、フロストロトムと比べても威力・命中の両面で長ずる。
特攻が2段階低下する以上、結局後続からは退く羽目になるとはいえ、ロトムの中では最も対処しやすいと言えるだろう。
特性考察
- ふゆう
- 隠れ特性はなく、全フォルム共通の特性。
本フォルムではじめんは元々等倍とはいえ、相手がかたやぶり持ちでない限り無効化できる点は十分なメリットと言える。
各種フィールドの恩恵を得られない点はデメリット。
エレキ・ミストフィールドに阻害されずにねむるを使えるものの、耐性が半端で受け向きではないためメリットとしては小さい。
技考察
攻撃技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
10まんボルト | 電 | 90(135) | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。性能安定。 |
かみなり | 電 | 110(165) | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。雨と併せて。 |
ほうでん | 電 | 80(120) | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。攻撃しつつ麻痺撒き。 |
ボルトチェンジ | 電 | 70(105) | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。攻撃しつつ撤退可能。地面は呼ばないので使いやすい。 他フォルムに比べ得意不得意がはっきりしている点でも相性が良い。 |
エレキネット | 電 | 55(82) | 95 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。ダブルでは相手全体攻撃。 |
リーフストーム | 草 | 130(195) | 90 | 特攻↓↓ | タイプ一致技。能力低下が痛い。撃ち逃げ向き。草技はこれのみ。 |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | ドラパルトやラティオスに。 |
たたりめ | 霊 | 65/130 | 100 | - | 状態異常の相手に威力倍増。おにびやでんじはと併せて。 |
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | シャドーボールと選択。スカーフなら怯みを狙える。 |
ハイパーボイス | 無 | 90 | 100 | みがわり貫通 | ドラゴンに。ヌメルゴンに対しては最大打点。 のどスプレーと併用可能。ダブルでは相手全体攻撃。 |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | - | 物理受けやとつげきチョッキでの積み抑制に。 |
アシストパワー | 超 | 20~ | 100 | - | 能力ランクが上昇するほど威力の上がるエスパー技。下降分は考慮しない。 わるだくみを2回以上積むか、バトン先としての運用で。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | タイプ変動 | テラスタル中はテラスタイプの技になる。実数値が攻撃>特攻なら物理技に変わる。 |
変化技 | タイプ | 効果 | 備考 | ||
でんじは | 電 | 90 | サポート用。地面は呼びにくいが、電気やひらいしん等に注意。 | ||
おにび | 炎 | 85 | 物理アタッカー対策。炎やこんじょうに注意。 | ||
トリック | 超 | 100 | メガネやスカーフと併せて。 | ||
いたみわけ | 無 | - | 削り技兼回復技。低めのHPと相性が良い。 | ||
リフレクター | 超 | - | サポート用。味方の物理耐久を強化。 | ||
ひかりのかべ | 超 | - | サポート用。味方の特殊耐久を強化。 | ||
わるだくみ | 悪 | - | 火力を強化できるが、あまり積む余裕は作れないか。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | ハイパーボイス | 霊無効。一枠割く価値は微妙。 |
炎 | テラバースト | 対草。地面は特性で無効。 |
水 | テラバースト | 対炎。氷も半減するが、フリーズドライは一貫する。 |
電 | 10まんボルト かみなり ボルトチェンジ | 一致技強化。特性のおかげで弱点も無いので、迷ったらこれ。 |
草 | リーフストーム | 一致技強化。水への耐性も損なわない。 |
氷 | テラバースト | 一致技半減の草とドラゴンに抜群。一致技と合わせてジバコイル・ヒートロトム以外に等倍以上。 ただし耐性が酷く、炎も一貫する。 |
毒 | テラバースト | 対草。ふゆうにより弱点は超のみ。猛毒無効。 |
地 | テラバースト | 対炎毒。氷が一貫する。 |
飛 | テラバースト | 対草の他、格闘にも。氷が一貫し、実質特性なしになる点に注意。 |
霊 | シャドーボール たたりめ | 暁ガチグマの台頭により価値がやや低下。 通常ガチグマには一致技両方無効+ハイドロポンプで圧倒的有利。 |
竜 | テラバースト | 鋼以外の耐性を据え置きに、炎耐性を得る。 テラバーストでドラゴンにも抜群をとれるが、氷は一貫する。 |
悪 | あくのはどう | いたずらごころ耐性の獲得。虫が一貫する。 ひかえめならいのちのたまでH252ラウドボーンが、たつじんのおびで無振りサーフゴーが、 無振りドラパルトに至っては持ち物関係なく確定1発。 |
鋼 | テラバースト | 草ロトムに強く出てくる竜、草を半減。ふゆうも活きる。炎が一貫する。 |
妖 | テラバースト | 一致技に強いドラゴンへ切り返したいなら。毒が一貫する。 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
採用率の低いテラスタル |
型考察
特殊アタッカー型
性格:ひかえめ/おくびょう
努力値:C252 HorS252
持ち物:いのちのたま/こだわりスカーフ/こだわりメガネ/とつげきチョッキ/ヤチェのみ/オボンのみ
確定技:10まんボルトorかみなり/ボルトチェンジ/リーフストーム
攻撃技:あくのはどう/シャドーボール/ハイパーボイス
変化技:おにび/でんじは/みがわり/トリック
高特攻から繰り出されるタイプ一致リーフストームは脅威。
タイプ一致電気技と併せてかなり広い範囲の水タイプを倒すことができる。
また物理へのけん制になるおにび、こだわりトリックなど、変化技による妨害もこなせる。
相性考察
ヒードランとの相性補完に優れる。
ロトム側はヒードランの苦手な地面無効・水半減。ヒードラン側はロトムの弱点をすべて1/4以下にできる。
対カットロトム
- 注意すべき点
- 電気技に加え草技リーフストームをタイプ一致で撃てるため、ほぼすべての水タイプに強い。
ほかのFCロトム同様の多彩な変化技を用いたトリッキーな戦術に加え、粉技・やどりぎのタネ無効耐性も厄介。
- 対策方法
- ほかのフォルムと比べると耐性がややピンポイントで得意不得意が分かれるので、物理受けやサポートは不向き。
アタッカーとしても攻撃範囲は狭く、くさやドラゴンへの有効打がテラバースト以外にない。
ラムのみを持ったドラゴンタイプのアタッカーで速攻を決めれば難なく倒せるだろう。セグレイブやドラミドロなら弱点を突けるため、より有利。