ヤバソチャ - ポケモンチャンピオンズ Wiki

ヤバソチャ [編集]

No.1013 タイプ:くさ/ゴースト
通常特性:おもてなし(登場時に隣の味方のHPを1/4回復する)
隠れ特性:たいねつ(ほのおタイプの技を受けた時にダメージを半減する、やけど状態のスリップダメージも半減する)
体重:2.2kg(けたぐり・くさむすびの威力20)
同複合HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ヤバソチャ71601061218070508おもてなし/たいねつ
ジュナイパー781077510010070530しんりょく/えんかく
アノホラグサ5511570807090480かぜのり/すりぬけ
オーロット8511076658256474おみとおし/しぜんかいふく/しゅうかく
中速特殊霊HP攻撃防御特攻特防素早合計種族値特性
ヤバソチャ71601061218070508おもてなし/たいねつ
シャンデラ6055901459080520もらいび/ほのおのからだ/すりぬけ
ポットデス60656513411470508くだけるよろい/のろわれボディ
サーフゴー8760951339184550おうごんのからだ

ばつぐん(4倍)---
ばつぐん(2倍)ほのお/ひこう/こおり/ゴースト/あく
いまひとつ(1/2)みず/でんき/くさ/じめん
いまひとつ(1/4)---
こうかなしノーマル/かくとう

特性たいねつの場合、ほのお等倍


碧の仮面で追加されたくさ×ゴースト複合。ポットデスと同様贋作と真作が存在するが、性能は両フォルムですべて同じ。
第九世代における同複合の中では特攻が最も高く、特性や習得技にも差異があるので差別化は容易。

一致技に難点を抱えており、草は通りが悪く、ゴーストは一貫性は高いが抜群範囲が狭く威力も低い。
サブウェポンもテラバーストを除けばねっとう程度と、単純な特殊アタッカー性能には難がある。

一方で専用技のシャカシャカほうが実用性・差別化共に非常に有用で、そこそこの火力に加え火傷付与・HP吸収と優秀。ダブルでは相手全体攻撃になる点も強力。
変化技についてはおにび・トリックなどゴースト御用達の変化技を覚えられないが、ちからをすいとる・しびれごな・おきみやげ・トリックルームと、起点作成を狙えるものだけでも大量に習得。
みず複合以外では珍しいねっとうと豊富な変化技を用いて、サポートも兼ねたサブアタッカーとしての運用が基本。

特性も個性的で、弱点を実質的に一つ消せるたいねつ、ダブルで便利な専用特性おもてなしを持つ。
シャカシャカほうやおもてなし等によるダブル適性が強いものの、シングルでもたいねつによる独特な耐性や技範囲により独自の需要を確立しやすい。

藍の円盤で新たにいたみわけ、じこあんじ、のろいを習得した。



特性考察 [編集]

おもてなし
登場した時に隣にいる味方のHPを1/4(小数点以下切り捨て)回復する、ダブル専用の特性。固有特性でもあり、採用理由に直結する。
先発では使いにくいが、場に出るという条件さえ満たせば1回の戦闘中に何度でも発動できる。
ヤバソチャの体力が残り少なくても、生存してさえいれば相方の回復ソースとしての役割を与えられる。
交代が発動のトリガーであるため、全ての技に先制して回復することができるのは明確な優位点。
ただし、出てきた瞬間に設置技のダメージで倒れてしまった場合は発動しない。
他のポケモンがこの特性を得た瞬間にも発動する。味方のスキルスワップなどを絡めれば、有用な特性を譲り受けつつ回復してもらうことが可能。
トレースされると回復効果を使われてしまうほか、タギングルのうつしえを受けると相手が二体ともお互いを回復するので注意。
たいねつ
隠れ特性。ほのおタイプの被ダメージとやけどのスリップダメージを半減する。
弱点である炎を実質等倍に抑えられるためシンプルに有用。おもてなしがダブル専用の効果なので、シングルではこちらで確定。
かえんだまで自らやけど状態になり、スリップダメージと引き換えに他の状態異常を無効化するといった芸当も可能。ただし相性の良いトリックやなげつけるを覚えない点に注意。
トレースされるとこちらのほのお技も半減される。ヤバソチャ自身はほのお技を習得しないが、味方が覚えている場合は注意。

努力値考察 [編集]

努力値配分HP攻撃防御特攻特防素早性格解説
HB耐久244-252-12-ずぶとい種族値に沿った配分。
+  耐久調整例

技考察 [編集]

特殊技タイプ威力命中効果解説
シャカシャカほう80(120)90相手全体
HP吸収1/2
火傷20%
タイプ一致専用技。ドレイン+火傷付与+自身と対象の凍り解除。
ダブルでは相手全体が対象。ただしたまに外れる。
名前によって間違いやすいが、ぼうだんに無効化されない。
リーフストーム130(195)90自身の特攻↓↓タイプ一致技。撃ち逃げ用。たまに外れる。
エナジーボール90(135)100特防↓10%タイプ一致技。性能安定。
シャドーボール80(120)100特防↓20%タイプ一致技。性能安定。
ねっとう80100火傷30%効果は優秀だが、対炎以外は草技と範囲が被る。
テラバースト80<120>100テラスタル連動テラスタルと併せて草・霊・水以外の範囲を得たい場合の選択肢。
物理技タイプ威力命中効果解説
イカサマ95100相手の攻撃で
ダメージ計算
攻撃無振りでも使えるが、ちからをすいとるとの相性は最悪。
なお、相手の火傷はダメージ計算に影響しない。
変化技タイプ命中解説
ちからをすいとる100対象の攻撃実数値分HPを回復した後で攻撃を1段階下げる。物理受け型で。
いのちのしずく-ダブルバトル用。
しびれごな75相手をまひ状態にする。たたりめとのコンボに。
おきみやげ100瀕死になる代わりに相手の攻撃と特攻を2段階下げる。後続の起点作成に。
てっぺき-防御を2段階上げる。ちからをすいとる、攻撃技のやけどと併せて物理受け運用。
めいそう-特攻と特防を1段階上げる。控えめな特殊耐久と高めの特殊火力を同時に補強。
わるだくみ-特攻を2段階上げる。シャカシャカほうとの併用で回復量も実質2倍以上に。
トリックルーム-あまり遅くはないので、ダブルでの起点役かスイッチトリル目的で。おきみやげで自主退場可能。
のろい-自分のHPを犠牲に相手を削り遂行速度アップ。霊以外にテラスタルするとB上昇用途に変わる。
みがわり貫通。自力で回復する手段もあり耐久型でも使える。
いかりのこな-相手の攻撃対象を自分に向ける。ダブル用。草タイプやぼうじんには無効。
+  採用率の低い技

テラスタル考察 [編集]

タイプ主な技解説
テラバーストゴースト透かしに。耐性は期待できない。
テラバースト氷に耐性を持たせられるほか、たいねつと併せて炎1/4に。
環境に多いかまどオーガポンも対面で受けられるように。
ねっとう連撃ウーラオスの水・氷技を両半減、パオジアンの氷技にも耐性がつく。
テラバースト麻痺無効。
シャカシャカほう
リーフストーム
エナジーボール
ギガドレイン
ソーラービーム
一致技強化。リーフストームやシャカシャカほうの火力底上げに。
テラバースト一致技+水を半減するすべてのポケモンの弱点を突ける。
氷耐性を付けつつ、たいねつで炎弱点も補う。
テラバースト耐性は微妙だが、ウーラオス検定の保険に最適。
また、ノーマルテラスカイリューや悪複合等に抜群テラバーストを叩き込めるのも利点。
テラバースト毒・猛毒無効。
テラバーストでんき無効。疑似的な麻痺耐性を得られる。
テラバーストじめん無効。
テラバースト耐性が少なく、元の耐性との補完も無い。
テラバースト悪・草半減。苦手な悪タイプへの耐性を持たせつつ、草との補完も悪くない。
テラバーストテラバーストでかまどオーガポンを不意打ちに。
無振りならC特化で一撃だがH振りは火力アイテムを叩き落とされると厳しい。
炎テラスしたコライドンも安定して処理できる。
シャドーボール
たたりめ
一致技強化。ノーマルと格闘の無効を残しつつ弱点を減らす。
シンプルに炎耐性がつくことも有用。
テラバースト対竜。現環境での使い勝手は氷・妖テラスに劣る。
イカサマ
テラバースト
弱点のゴースト、悪を半減。元タイプのおかげでかくとうは呼びにくい。
いたずらごころへの耐性も獲得。
テラバースト優秀な耐性。たいねつとねっとうにより炎に強く出られる。
元のタイプによりじめんかくとうも呼びにくい。
テラバースト対悪。特に一撃ウーラオスに。炎に強いフェアリーは中々ない個性。
ステラテラバースト独自の耐性を維持できるが、攻撃範囲が狭いので相性は微妙。

型考察 [編集]

物理受け型 [編集]

特性:たいねつ
性格:ずぶとい
努力値:H244 B252 D12/耐久調整
持ち物:たべのこしorゴツゴツメットorおんみつマント
確定技:ちからをすいとる/シャカシャカほう
優先技:シャドーボール/ねっとう/めいそう

ちからをすいとるorシャカシャカほうを活かした物理受け型。

火傷と相性の良いたたりめについては、火傷にできる確率が高くなく活かしづらいため、候補外。

アタッカー型 [編集]

特性:たいねつ
性格:ひかえめorれいせい
努力値:H244 B12 C252
持ち物:いのちのたま/たべのこし
確定技:シャカシャカほう/シャドーボール/ねっとう
攻撃技:リーフストーム/イカサマ/テラバースト
変化技:わるだくみ/めいそう

アタッカー型のヤバソチャ。
破格の性能であるシャカシャカほうでHPを吸収し圧力をかけていく。
たいねつにより炎にも強いことからねっとうも確定となる。

【ダブル】サポート兼耐久型 [編集]

特性:おもてなし
性格:ずぶとい/おだやか
努力値:H236前後/BD調整
持ち物:ゴツゴツメット/オボンのみ/たべのこし/混乱実/メンタルハーブ
確定技:シャカシャカほう
優先技:いかりのこな/ちからをすいとる/トリックルーム
選択技:シャドーボール/めいそう/まもる/ねっとう/いのちのしずく

豊富な技と強力な特性を活かす型。
シングルでの物理狩り性能はそのままに、やけど可能性のある全体攻撃、特性といのちのしずくによる味方回復、
いかりのこなとトリックルームのコンボ、さらにゴースト複合によりねこだまし無効と、ダブル向けの要素を多く持つ。
トリルと特に相性が良い要素が多いが、自身は中速である点に注意。

努力値はシングルと同じ配分でも構わない。両受けにする場合、B4D補正124振り以上でB=Dにできる。

技スペースが足りないためシャカシャカほう1ウェポンになりがちだが、直接火力が低めなこと以外の問題は無い。


相性考察 [編集]

  • バンギラス
    相性補完に優れ、高火力と砂のダメージで積極的に攻められる。
    ヤバソチャも砂嵐のダメージを受けるので、組ませる場合にはH16n-1調整推奨。

対ヤバソチャ [編集]

注意すべき点
専用技・シャカシャカほうは中威力+確率で火傷+ドレインと高性能。
他にもちからをすいとる、てっぺき、ねっとうと物理アタッカーを弱体化させる手段が非常に豊富。
おきみやげ、トリックルーム、しびれごなといった妨害や起点作成の手段も備える。
たいねつによりくさタイプでありながらほのおが等倍で、火傷を受けようにもねっとう+ちからをすいとるで対抗される。
ダブルにおいても、専用特性のおもてなし、全体攻撃となるシャカシャカほうにより相方のサポートが可能。
本人の特攻も高めで変化技に過度に依存しないため、ちょうはつ等のサポーターを封殺する手段も通じない。
対策方法
特殊耐久は中の下、素早さも中速帯で上を取りやすい。特殊アタッカーは火傷を受けても単なるスリップダメージになるので有利。
物理アタッカーで攻める場合、ラムのみを持たせたまけんき持ち等なら安心して攻められる。
技範囲も狭く、一致+ねっとうを受けられるなら抜群を取られる心配は少ない。
草+霊+水をすべて半減以下にするポケモン:ノーマル×草複合草×悪複合ドラゴン×悪複合モトトカゲ
+  対策ポケモンの例

外部リンク [編集]