ポケモン対戦考察まとめWiki
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チャーレム
No.0308 タイプ:かくとう/エスパー 通常特性:ヨガパワー(こうげきが2倍になる) 隠れ特性:テレパシー(味方の攻撃を受けない) 体重 :31.5kg(けたぐり・くさむすびの威力60)
闘超複合 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計種族値 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
チャーレム | 60 | 60 | 75 | 60 | 75 | 80 | 410 | ヨガパワー/テレパシー |
172 | 522 | ヨガパワー無補正A252振り | ||||||
エルレイド | 68 | 125 | 65 | 65 | 115 | 80 | 518 | ふくつのこころ/きれあじ/せいぎのこころ |
第三世代出身のかくとう×エスパー複合で、同複合はエルレイドのみ。
種族値は低水準ながら、ヨガパワーにより非常に高い実質攻撃種族値を持つのが魅力。
かくとう技は威力が高く、サブウェポンの範囲も広いため攻撃性能は非常に高い。
参考までに、最大火力である闘テラスタル+最大威力のきしかいせいの火力指数は98400。
カイオーガのいのちのたま+雨下のしおふき(火力指数97402)を僅かながら上回るほどの破壊力となる。
ただし前述の通り、種族値そのものは低水準。低耐久の上に半端な中速のため、行動機会の確保が難しい。
きあいのタスキやこだわりスカーフなど、持ち物でカバーしていきたいところ。
第九世代の新技で目立つものはインファイト、かかとおとし、くさわけ。
特にインファイトの習得によって、とびひざげりの命中不安と反動に悩まされることがなくなったのは大きい。
他にもスキルスワップ、ちょうはつ、トリックルーム、ふういんも新規習得。ダブルで相方にヨガパワーを渡せる。
ややニッチながら従来不利な相手であったゴースト、エスパーに刺さるどろぼうも覚えている。
威力は三色パンチを更に下回るが補完は優秀、持ち物の状況次第で後続補助もできる。
一方で同複合のエルレイドが、新特性のきれあじを得てアタッカーとして大きく躍進。
火力指数はまだチャーレムが上だが、以前に比べれば格差はかなり小さくなり、差別化を意識する必要が出てきている。
先制技のねこだまし、ヨガパワー+スキルスワップなど、火力の高さ以外の点も活かしてパーティを構築していきたい。
特性考察
- ヨガパワー
- 専用特性。ただし効果はちからもちと同様。デメリット無しの大幅強化を得られる特性。
実質的なA種族値は無補正無振りでも140、無補正252振りで172になる。
テレパシーはダブル専用のため、シングルならこちらで確定。
ダブルでもスキルスワップを獲得したことで活用の幅が広がっており、超火力のケッキングや先制技のセグレイブなどに渡すのもロマンがある。
トレースは特殊アタッカーが主なので然程意識する必要は薄いが、サーナイトのかげうちとポリゴン2のイカサマにだけは注意。
また、新顔のタギングルは専用技で相方ともども特性をコピーしてくる。
ランク補正ではないのでテラバーストの物理特殊判定には影響を与えない。
ただしマリルリと異なり、6V個体でいかくを受けた場合いじっぱり以外の特攻下降性格でも物理判定になる。
- テレパシー
- 隠れ特性。味方の攻撃に巻き込まれない。必然的にダブル専用。
ねこだまし、フェイントなどのダブル向けの技を習得するのでサポーター適性も低くはない。
第九世代のテレパシーの習得者でこれらの技を習得するのはチャーレムのみなので、場合によっては選択肢になる。
ただしメガシンカの廃止に伴い、戦闘中に必要に応じて特性を切り替えることは不可能。
元々種族値も不足しているため、アタッカー性能については諦めることになる。
相方がかたやぶりだと無効化され攻撃を受けるので注意。
技考察
物理技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
とびひざげり | 闘 | 130(195) | 90 | 外すと反動 | タイプ一致技。最高火力だが命中率とゴーストが怖い。 有利対面でも相手パーティにゴーストがいる限り迂闊には使用できない。 守られた場合も反動を受けるのでダブルでは更にリスク大。 じゅうりょく状態では技が選択できなくなる。 |
かかとおとし | 闘 | 120(180) | 90 | 外すと反動 混乱30% | タイプ一致技。威力が下がって混乱効果がついたとびひざげり。 デメリットも同様だが、こちらはじゅうりょく状態でも使用可能。 |
インファイト | 闘 | 120(180) | 100 | 防御・特防↓ | タイプ一致技。命中安定と高威力を両立する。 |
ドレインパンチ | 闘 | 75(112) | 100 | HP吸収 | タイプ一致技。回復効果付き。ビルドアップとあわせて。 |
ローキック | 闘 | 65(97) | 100 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。追加効果が優秀。 がんせきふうじとは一長一短。 |
しねんのずつき | 超 | 80(120) | 90 | 怯み20% | タイプ一致技。スカーフ型なら怯みを狙える。 |
サイコカッター | 超 | 70(105) | 100 | 急所ランク+1 | タイプ一致技。低威力だが命中安定で唯一の非接触一致技。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30% | 対虫・飛行。ストーンエッジは覚えない。 格闘技との相性補完に優れる。ダブルでは相手全体攻撃。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 追加効果が優秀。サポート用。 |
れいとうパンチ | 氷 | 75 | 100 | 凍り10% | ボーマンダやガブリアスに。 |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10% | ギャラドスやペリッパーに。 |
ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10% | 格闘技と範囲が被るため、ほぼ草/ゴーストや鋼/ゴーストピンポイント。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 対フェアリー。ミミッキュには等倍。 |
くさわけ | 草 | 50 | 100 | 素早さ↑100% | 積み技感覚で使える。 |
バレットパンチ | 鋼 | 40 | 100 | 優先度+1 | 対フェアリー。先制技。無効タイプ無し。 |
フェイント | 無 | 30 | 100 | 優先度+2 | タスキ潰しや、ダブルでのまもる解除に。 |
ねこだまし | 無 | 40 | 100 | 優先度+3 怯み100% | タスキ潰しや、ダブルでのコンボ崩しに。 |
はやてがえし | 闘 | 65(97) | 100 | 優先度+3 怯み100% | 先制攻撃技を使う相手にのみ成功。主に鈍足アタッカーの先制技を読んで使う。 |
特殊技 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 解説 |
しんくうは | 闘 | 40(60) | 100 | 優先度+1 | タイプ一致技。B>Dの鋼・岩などには物理先制技よりも刺さることもある。 |
きあいだま | 闘 | 120(180) | 70 | 特防↓10% | タイプ一致技。テレパシー・バトンタッチ型用。 |
アシストパワー | 超 | 20(30)- | 100 | - | タイプ一致技。テレパシー・バトンタッチ型のお供に。 |
テラバースト | 無 | 80<120> | 100 | - | テラスタル時にタイプが変化し、AとCを比べて高い方でダメージを与える。 |
変化技 | タイプ | 命中 | 解説 | ||
トリック | 超 | 100 | ハチマキやスカーフとあわせて。 | ||
スキルスワップ | 超 | - | ダブルでヨガパワーを味方に渡したり、ついでにいかくを再発動したり。 | ||
ビルドアップ | 闘 | - | 攻撃・防御を補強。ドレインパンチとあわせて。 | ||
めいそう | 超 | - | テレパシー型やバトンタッチ型用。 | ||
ねむる | 超 | - | 状態異常も含め全回復。カゴのみとあわせて。 | ||
みがわり | 無 | - | 変化技対策や、まもる・交代読みで。 | ||
じこさいせい | 無 | - | 格闘タイプでは珍しい。まもるなどを読んで。最大PPが5に減少したので注意。 | ||
バトンタッチ | 無 | - | 積み技、各種ほけん、みがわりなどと併せて。 |
テラスタル考察
タイプ | 主な技 | 解説 |
---|---|---|
無 | フェイント ねこだまし ギガインパクト | 解説 |
炎 | テラバースト ほのおのパンチ | 解説 |
水 | テラバースト | 解説 |
電 | テラバースト かみなりパンチ | 解説 |
草 | くさわけ テラバースト | 解説 |
氷 | テラバースト れいとうパンチ | 解説 |
闘 | とびひざげり かかとおとし インファイト | 一致技の強化。 |
毒 | テラバースト どくづき | 解説 |
地 | テラバースト | 解説 |
飛 | テラバースト つばめがえし | 解説 |
超 | しねんのずつき サイコカッター | 一致技の強化。 |
虫 | テラバースト | 解説 |
岩 | いわなだれ がんせきふうじ | 解説 |
霊 | テラバースト | 解説 |
竜 | テラバースト | 解説 |
悪 | テラバースト | 解説 |
鋼 | テラバースト バレットパンチ | 解説 |
妖 | テラバースト | 解説 |
ステラ | テラバースト | タイプはそのままに、各タイプの技の威力を1度だけ強化する。 |
型考察
基本アタッカー型
特性:ヨガパワー
性格:ようきorいじっぱり
努力値:ASベースで耐久調整
持ち物:きあいのタスキ/いのちのたま/ラムのみ/こだわりハチマキ/たつじんのおび/パンチグローブ
確定技:インファイトorとびひざげり/しねんのずつきorサイコカッター
選択技:ねこだましorフェイント/バレットパンチ/れいとうパンチ/かみなりパンチ/ほのおのパンチ/どくづき/いわなだれ/トリック
特性・ヨガパワーを活かす通常アタッカー型。
持ち物を選べるのが利点。
通常時の素早さ種族値80はなかなかの激戦区。
仮想敵に合わせて調整したい。
こだわりスカーフ型
特性:ヨガパワー
性格:ようきorいじっぱり
努力値:AS252
持ち物:こだわりスカーフ
確定技:インファイトorとびひざげり/しねんのずつき
選択技:どくづき/かみなりパンチ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/いわなだれ/トリック
半端な素早さを補うスカーフ型。上から叩ける相手が増えるほか、しねんのずつきで怯みを狙いやすくなる。
最速スカーフで最速ドラパルトを抜ける。準速だと最速ファイアローまでしか抜けない。
【ダブル】テレパシー型
特性:テレパシー
性格:ようき
努力値:ASベースで耐久調整
持ち物:きあいのタスキ/ラムのみ
確定技:ねこだまし
攻撃技:インファイトorかわらわりorローキック/しねんのずつきorサイコカッター/フェイント/バレットパンチ/どくづき/いわなだれ
変化技:みきり/ファストガード/リフレクター/ひかりのかべ/ちょうはつ/てだすけ
テレパシーを活かして味方の全体攻撃をかわしつつサポートする型。
ヨガパワーがなく攻撃性能はほぼ皆無なため、ねこだましを中心にサポートを行うのが基本の動き。
火力に期待できない以上、攻撃技に関しては追加効果をメインと考えて採用したい。
【ダブル】スキスワ型
特性:ヨガパワー
性格:ようき/わんぱく
努力値:HB252 or HS252
持ち物:きあいのタスキ/こだわりスカーフ
確定技:ねこだまし/スキルスワップ
選択技:ファストガード/てだすけ/トリックルーム/じこさいせい/みきり
第九世代から新たに習得可能になったスキルスワップで味方の火力を大幅に上昇させる型。
スキルスワップ後もファストガードや手助けなど、選択肢は豊富。
ファストガードで追い風を決めるサポート、そのままスキルスワップで後続のエースにヨガパワーを渡したい。
選択肢にこだわりスカーフ追加。
スキルスワップしかできなくなるが、ケッキングなどチャーレムより素早いポケモンに先に特性を渡したい場合に。
特に岩テラスタルのバンギラスに手渡して「いわなだれ」を使えば、相手二体のポケモンに対し強烈なダメージでまとめて葬れる。
ただし、ねこだましに弱くなるので要注意。
その場合はこちらも先手ねこだましを決めてから交換し、出したポケモンが倒れてから再度繰り出そう。
相性考察
特定のタイプを持つポケモンとのタイプ相性の補完について記載する。
組み合わせるのを1体に限定せず、自身含め3~4体の組み合わせで「並び」とその中での役割を意識できるよう解説するのもよい。
特定のコンボに組み込む際のパートナーについてはその型の項で解説することを推奨。
※パートナーが思い浮かばないからと言って項目自体を削除しないこと。
対チャーレム
- 注意すべき点
- 特性ヨガパワーを持ち火力が高い。
特にとびひざげりやインファイトは技威力の高さも相俟って桁外れの破壊力となる。
どくづきや三色パンチ、先制技もあるため受けにくい。
- 対策方法
- おにび
- 物理アタッカーを機能停止に追い込む定番。ただし対策でラムのみを持っている可能性がある。
- ゴーストタイプ
- 悪やゴースト技に乏しいチャーレムには天敵である。
とびひざげりを牽制でき、手持ちにいるだけで相当な抑止力になる。
とはいえ、複合タイプによってはサブウェポンで弱点を突かれるので注意。
ミカルゲ・ヤミラミは一致技を両方無効にできる。
サーフゴーはほのおのパンチ以外チャーレムからの有効打がなく、一致ゴースト技で弱点が突けるので最安定。 - 上から高火力技を撃つ
- 一番簡単な対処方法。紙耐久なので、相当火力が高ければ半減でも一撃に。
ゲンガー、スカーフ持ちなどが安定する。かげうちなども有効。
通常型のこだわりスカーフやきあいのタスキには要注意。