テラスタルクライマックス - ポケモンチャンピオンズ Wiki

テラスタルクライマックス [編集]

2025年10月に開催される公式インターネット大会、およびそこで使用される特殊ルール。



エントリー期間 [編集]

2025年9月26日(金)9:00~10月13日(月)8:59

開催期間 [編集]

2025年10月10日(金)9:00~10月13日(月)8:59

バトル形式及びルール [編集]

  • 基本的な仕様は「ダブルバトル」に準ずる。
  • 時間制:持ち時間制
    • 総合時間:最大20分
    • 1試合の持ち時間:最大7分
    • 対戦に出すポケモンの選択時間:90秒
    • 1ターンあたりの選択時間:45秒
  • 1日あたりの対戦可能回数:15戦
  • コライドンまたはミライドンのいずれか1匹の選出が必要。

使用可能ポケモン [編集]

  • 最強レイドまたはポケモンHOME経由で藍の円盤までに解禁されたポケモン(禁止伝説・幻のポケモンを除く)
  • コライドンまたはミライドン

ルール考察 [編集]

ポケモン竜王戦2024のダブルバトル版で藍の円盤までに解禁されたポケモンも使用可能と考えて良い。
さらにコライドンならびにミライドンは必ず選出しなければならないというルールのため、他の天候・フィールド持ちと組み合わせる際も考えておきたい。

要注意ポケモン [編集]

禁止級伝説ポケモン [編集]

  • ミライドン
    禁止級解禁ルールでのトップメタ。
    CS135から特性+フィールドで強化されたイナズマドライブを押し付けてくる。
    抜群はもちろん等倍でも2.5倍の威力を発揮できるので、半端な耐久では半減でもゴリ押されてしまう。
    具体的にはこだわりメガネ+電気テラスのボルトチェンジHD無振りハピナスが確定2発、同条件イナズマドライブでD252振り輝石ラッキーが高乱数2発という非常識な火力を有する。
    ひらいしんやちくでん、じめんタイプで無効受けができるが、その場合でもりゅうせいぐんやオーバーヒート、氷テラバーストで対応してくる。
    でんきタイプ故にまひで止まらず、特殊アタッカーなのでやけども効果が薄く、フィールドの影響下では眠らせることさえできない。
    エレキフィールドを活かした未来パラドックスとのシナジーも存在。
    パラボラチャージ、ほうでん、マジカルシャインと範囲攻撃も複数所持しており、ダブルにおいても採用率は高い。
    総じてテラパゴスやコライドンに比べ対処が難しいいが、対策としては繰り出しを読んでのアイススピナーでフィールドを破壊、或いは特性にただ乗りしつつ上から一致弱点を突けるテツノツツミなどが有効。
    オリーヴァゴリランダーイエッサンでフィールドを塗り換えてしまうのも手。

  • コライドン
    S135の素早さから数多くのドラゴンを先手で叩くことが出来る。
    登場と同時に天候を晴れにし、特性で強化された攻撃力からほのお技をも実質的な一致技として扱う点に注意が必要。
    持ち物なしでも晴れ補正+ひひいろのこどう+ほのおテラスタルのニトロチャージで殆どの物理受けを突破できる非常識な火力を有する。
    自身だけでなく、こだいかっせい持ちなどの晴れ適正ポケモンを後続に引き連れてくる可能性が高く非常に厄介。
    対策としては遅い天候特性持ちのポケモンで晴れを上書きする、ほのお弱点ではないフェアリーで受ける、こおりのつぶてなどの先制技で弱点を突くなど。
    タイプや特性も含めてハバタクカミに極端に弱いが、十中八九ほのおテラスタルを切られるので単体では対策にならない。
    ミライドンに比べれば状態異常、特にまひ状態による足止めが有効になりやすい。やけどはテラスタルで透かされる可能性に気をつけたい。
    現状ほのおテラスタルが有力なポケモンではあるが、環境の遷移次第では他タイプを扱う可能性も出て来る。採用率には常に目を光らせておきたい。
    ビルドアップによる全抜きまで見るなら、ふきとばしが使えるカバルドンや特性てんねんのヘイラッシャなどが対策になりうるか。

準伝説ポケモン [編集]

  • サンダー
    カイオーガと組ませての必中ぼうふうやかみなり。相手側のカイオーガの対策要員としても優秀。

  • ランドロス(霊獣)
    電気の一貫性を切りつつ、ようきA252地震で無振りザシアンをぴったり確1。
    きょじゅうざんは無振りでも耐えるため対面から殴り勝つことが可能。
    加えて伝説ポケモンに多いS90をギリギリ抜けるS91なのも大きく、開幕発動特性からこちらの素早さを割り出してくることも。

  • レジエレキ
    使われることの多い禁止級伝説相手に電気の通りが良い。
    無補正4振りだけで最速ザシアン、無補正116振りorS補正無振りでスカーフカイオーガの上を取り高火力電気技で攻めることが可能。
    高火力に加え壁張りもできるのでこちらのポケモンの積みの起点も作れる。
    ダブルバトルではエレキネットによる素早さ操作も脅威となる。
    今作ではトランジスタの補正倍率が落ちてしまい、火力の面でやや不安を抱えることとなった。

  • ウーラオス(一撃の型)
    ふかしのこぶしという接触技であればまもるを無視して攻撃できる特性を持ち、確定急所の高威力技もある生粋のアタッカー。
    あくタイプなのでいたずらごころからの補助技を貰わないところも評価点。
    ふいうちもあるため、やることは決まっているが相手にし辛いポケモンと言える。
    まもるが多用されるダブルではシングル以上の使用率を誇る。

  • パオジアン
    S135の素早さとわざわいのつるぎによる火力上昇で大半の禁止級含むエスパー・ドラゴンタイプを突破可能な高速物理アタッカー。
    4倍弱点を持ち耐久も然程高くないが、それ故に割り切ってタスキを持たされていることが多く、一撃で落とすのは難しいと考えた方が良い。
    両方のタイプ一致先制技を持つため、仮に上を取れていたとしても決して油断ならない。
    サイコフィールドなど対策があれば戦いやすくなるが、エスパータイプは弱点を突かれてしまうため迂闊に対面させないよう気をつける必要がある。

  • 化身ラブトロス
    特性あまのじゃくの中で半減・無効耐性が多く、ステータス低下を上昇のメリットに変えることができる。
    それに加えてステラタイプでテラバーストの効果がAC1段階上昇になるため、対面した際にテラスタルするのは控えたい。
    物理・特殊耐久が低いので先制技やスカーフなどで弱点をつくのも手。

  • 化身トルネロス
    ダブルの定番サポーター。いたずらごころからの各種補助技に加えて一貫性の高いこがらしあらしが強力。
    禁止伝説戦では手動天候操作による天候の奪取と雨下での必中こがらしあらしが光る。
    こごえるかぜで隣と合わせて素早さを下げつつ大ダメージを与えられる他、こがらしあらし1ウェポン型ならワイドガードで完封可能。隣の禁止伝説の全体攻撃技も合わせて対処できる。

パラドックスポケモン [編集]

  • ハバタクカミ
    CDS135を誇り、こだいかっせいによるステータス上昇で大半の禁止級含むエスパー・ドラゴンタイプを突破可能な高速特殊アタッカー。
    コライドンの補佐、対コライドンの両面で抜群に相性が良く、伝説環境においても依然としてトップの採用率をキープしている。
    特性を発動され素早さを上昇されると素早さが上な禁止級でも上を取られて弱点をつかれる可能性は高いと考えた方が良い。
    技範囲・搦め手も多く起点化・場作りする手段も豊富なため警戒したい。
    物理耐久は低いので、弱点を付けるバレットパンチ・かげうちなどの物理先制技を仕込んでおきたい。
    晴れ構築入りの個体はブーストエナジーが要らず、タスキを持たされている可能性が上がっているため反撃での返り討ちに注意。

  • テツノブジン
    豊富な物理・特殊・変化技で両刀・起点作りの手段が多彩な高速両刀アタッカー。
    S116による最速のみちづれ使いでクォークチャージとスカーフで自身より素早い相手を強行突破してくるのに注意。
    ダブルでは禁止伝説に多い全体攻撃技をワイドガードで抑えてくるので、危険度はシングル以上。
    ちょうはつで起点化を封じるのは容易な対処手段だが、そのままアタッカーで攻めてくることも留意しておきたい。

  • テツノツツミ
    ミラコラやハバタクカミを上回るS136が武器の高速特殊アタッカー。
    フリーズドライ+みず技で環境に存在するほぼ全てのポケモンを等倍をとれ、一貫性が非常に高い。
    ちょうはつやアンコール、こごえるかぜやクイックターンなどの小技も覚えサポート寄りに立ち回ることも可能。
    特殊耐久は紙なので特殊技で攻めるのが得策。特にしんくうはなら上から叩けるので被害を抑えやすい。

  • テツノカイナ
    ステータスだけなら禁止伝説とも殴り合える重戦車アタッカー。
    その耐久力は防御振りだけでA振り剣王ザシアンのA+1じゃれつくを確定耐え性格補正を入れても中乱数と非常識な領域。
    とつげきチョッキ持ちも多く、その場合は特防振りで特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを確定耐えと物理特殊問わず耐える要塞となる。
    サブウェポンもそれなりに揃っている上にねこだましやてっぺき+ボディプレス、エレキフィールド始動などの小技も備えている。
    対策としては低速なことを突いてのいかく連打やおにびが有効。特にランドロス(霊獣)なられいとうパンチ以外は怖くない。

通常ポケモン [編集]

  • メタモン
    相手の禁止級伝説に変身してしまえる。立ち回り次第で実質的に伝説のポケモンを2体使えるようなものであり、非常に強力。
    トップメタなど持ち物固定の相手にへんしんした上でこだわりスカーフなどの効果を上乗せできるという利点もある。
    対策は交代読みのふういんで技をまるごと縛る、耐久型でPP勝負に持ち込むなど。
    こだわりスカーフ持ちに対してはみがわりでの様子見、エースのメインウエポンを無効にする後続を仕込んでおく、なども有効。
    相手に合わせて様々な攻撃技を使いわける都合上ステラテラスとは一見相性が良いが、ステラタイプにテラスタルするとそれ以降かわりもの及びへんしんが無効になるという致命的な欠点が存在する。
    相手エースにへんしんしてステラテラスを切った場合、迂闊に引っ込めたりほえる・ふきとばしを受けたりして機能停止させてしまわないように気をつけたい。

  • ミミッキュ
    1ターン行動保証が禁止級相手でも有用。ハバタクカミ同様、数が多いドラゴン及びエスパーに有利を取りやすい。
    ただし、かたやぶり持ちに貫通される。
    数値の上がった環境では火力不足が目立つこともあり殴り合い一本での運用は厳しく、補助技を駆使した立ち回りが肝要となる。
    トリックルームでのS操作や居座る相手にのろいをかけるなど盤面を有利に傾ける手札は数多く揃っている。


  • ゴリランダー
    グラススライダーとグラスメイカー(フィールド)を両立し、着実に手痛い削りを入れてくる。
    今作では威力が落ちてしまったとはいえ、それでもA特化珠グラススライダーで無振りカイオーガを確定1。
    素早さの変化が激しいダブルバトルでは高火力の先制技の使い勝手が殊更に良い。
    ねこだましや使用者の減ったはたきおとすもあり、器用なポケモンと言えよう。
    メイカー特性持ちに同速のイエッサン♀がいるため、S調整されている可能性がある。

  • ガオガエン
    ダブルバトルにおいてランドロスと並び高い採用率を持ついかく枠のポケモン。
    ガオガエンは加えて、ねこだまし、バークアウト、すてゼリフを持ち、とにかく妨害性能が際立つ。
    あくタイプであることもいたずらごころからの補助技を貰わない点が優秀。
    いかくを含めて並以上の耐久があり努力値や持ち物も場持ちを優先する都合上、エースアタッカークラスの火力がないと一撃では倒せない。
    主な対策はいかくの影響がなく弱点を突ける高火力の特殊アタッカー(カイオーガなど)、いかくメタの特性を持つポケモン、クリアチャームなど。
    今作ではおんみつマントを持てばねこだましの怯みを掻い潜れるので、これも一考となる。
    ただしいかくが通るがどうかでこちらの持ち物を予測し、確実にねこだましを通してくることもあるので要警戒。

  • エルフーン
    ダブルバトルにおいてトップクラスの使用率、サポート性能を誇る。
    素早さ環境が激変するダブルにおいていたずらごころからの安定した補助技は強力であり、ねこだましがない場合は確実に行動される。
    エルフーンを見た場合は、「おいかぜ」や「ちょうはつ」によるサポート、妨害を警戒したい。
    特に禁止級伝説ポケモンは100族に届かない中速クラスのポケモンが多いため、おいかぜによる素早さ逆転からの攻撃は要注意。
    持ち物は確実に仕事を熟すためのきあいのタスキや、サポートしたあと後続をスムーズに場に出せるだっしゅつボタンが多い。
    対策はねこだまし、あるいはダブルウイングやトリプルアクセルなどの複数回攻撃を行う技。

  • イエッサン♀
    サイコフィールドによるいたずらごころ+先制技対策とこのゆびとまれ、トリックルームによりトリルPTへの採用率が非常に高い。
    それ以外にも豊富な変化技を備えており、ふういんでトリルPTを対策する側に回ることも。
    さらに禁止伝説戦ではミライドンゴリランダーからフィールドを奪って弱体化させることも可能。
    対策としてはメンタルハーブ持ちは少ないので上を取っての非いたずらごころでのちょうはつが有効。
    このゆびとまれ+隣のポケモンでトリックルームの動きに関しては、範囲攻撃でまとめて削るのが手っ取り早い。
    特に禁止伝説戦では強力な範囲攻撃持ちが多く、カイオーガなら眼鏡雨しおふきで隣ごとワンパンすることも狙える。

  • サーフゴー
    耐性面も優秀で専用特性おうごんのからだでほぼ全ての変化技を無効化できる。
    さらにおんみつマントやじこさいせいと組み合わせられると耐久・サポート型のポケモンが動きづらくなる。
    サーフゴー自身もでんじはやトリック、両壁、おきみやげなど起点作りに適した技を持ち、一方的に場作りを済まされないよう要警戒。
    とはいえ禁止級解禁環境では高火力での押し合いが主戦法になってくるため、これまでの環境に比べれば脅威度は低いか。
    対策はかたやぶり特性持ちのポケモンや、高火力の禁止級エースアタッカーで一気に沈めるなど。

  • ブリジュラス
    耐性面から様々な味方と相性が良く、同複合の中で物理受けに優秀な特性じきゅうりょくを持ち、汎用性が高い。
    両刀だけで無く搦め手の技も多く、どの型で攻めてくるか判別できない。
    特防が低いため特殊アタッカーで攻めるのも手だががんじょうとミラーコートで反撃される点に注意。

  • ママンボウ
    クイックターンの習得以来、急激に採用率を伸ばしている受けサイクルパーツの一角。
    非常に堅牢な物理耐久と高HPからのねがいごとサポート、クイックターンで後攻交代しつつ自身の消耗は特性さいせいりょくで回復できるなど要素のかみ合わせが優秀であり、あらゆるパーティでクッション役をこなせる汎用性を備える。
    特殊耐久は並程度だが、この手のポケモンとしては珍しくとつげきチョッキのフルアタ型も存在し、ちょうはつでの対策が難しいばかりでなくミラーコートを仕掛けてくる危険もある。
    同じくさいせいりょくを持つホウオウとの組み合わせではクルクルと交代され続けるだけでみるみる体力が回復し、ジリ貧になることもザラ。
    ただしママンボウ本人の火力はまったくないと言ってよいため、ねっとう・うずしお対策に有効なみがわりを置いてしまえば対処はだいぶ楽になる。
    特殊電気・草ポケモンならそのまま起点にしてしまうのも手。
    また、水無効特性のポケモンならクイックターンで逃げられることなく後出しできる。

  • バンギラス
    砂嵐下での特殊耐久が最大の長所。チョッキも合わせれば2倍弱点程度は禁止伝説の攻撃でも耐えられる。
    加えて天候操作ポケモンが増える禁止伝説戦では、低めのS61で天候を奪取しやすい。
    攻撃性能もそれなりにある上、はたきおとすにワイドブレイカー、でんじは、ステルスロック、ほえるといったサポート技も使える。
    多弱点なので物理技で弱点を突ければ楽。マッハパンチならスカーフ型にも対応。

  • モロバレル
    高い耐久で禁止伝説の攻撃も受け止め、キノコのほうしで起点を作ってくる。
    その上こうごうせいや特性にさいせいりょくもある為、一撃で仕留められないとしぶとくサイクルを回してくる。
    ダブルではかふんだんごやいかりのこなでの味方支援も行える他、非常に低い素早さを活かしたトリックルーム対策も担当可能。
    対策としてはくさテラスタルやぼうじんゴーグルでキノコのほうしを無効化するのが手っ取り早い。
    ちょうはつも有効だが10%前後ほど存在するメンタルハーブ持ちには注意。イカサマやかふんだんごでの粘りにも警戒。

  • コジョンド
    高いASとかくとう由来の豊富な補助技が武器の高速ポケモン。
    特にダブルトップメタのガオガエンに対して非常に強く、いかくとひるみを両方無効化しつつインファイトを叩きこむことができる。
    さらにワイドガードで相手に単体攻撃技の選択を強要してくる為、白黒バドレックスやグラカイは窮屈な立ち回りを要求される。
    タスキ持ちが大半の為連続攻撃が有効な他、ひるみ無効を無視してねこだまし+攻撃技で叩くだけでもあっさり処理が通る事もある。

  • ドーブル
    火力は皆無だがほぼ全ての技を使用可能。
    キノコのほうしやねばねばネットでの起点作成、タスキからのミラコカウンターがむしゃらなどあらゆる型が存在。
    加えてダブルでは伝説戦に多い全体攻撃技対策のワイドガードや、草タイプも引き寄せられるこのゆびとまれも注意が必要。
    手動へんしんで伝説ポケモンを実質二体にする荒業も。
    実用的な攻撃技はがむしゃら程度なのでちょうはつが非常に有効。或いはタスキを貫通できる連続技で攻めるのも手。